ソラニワの"green"の育て方|vol.1 グランドカバーを植えよう。 2.「植える植物」について

 
INDEX

1.「植える場所」について

2.「植える植物」について

3.「必要な道具」について

4.実際に植えてみよう

5.植えた後は…

 
2016.04.01.(fri)
1.「植える場所」について
ソラニワ店長の片山です。
前回、第1回で植える場所を決めたので、次は肝心の植える植物について書こうと思っています。

依頼者の友人からのリクエストは、
白い壁に、お店の看板を付けて、その周りを植物が蔦ってグリーンで覆う感じ

という依頼から。
です。
さて、どんな植物をどのように植えたら良いのでしょう・・・
 
今回、植物を植えるお店はこんな感じ!
街を歩いていて、時々みかける、植物が壁に這って覆っている光景。

どの植物も壁を這うわけではありません。

壁を這う事が出来る植物は、茎から"気根"という根っこの一種が生えて来て、それが壁や他の木の幹などに張り付いて成長していくんです。

その気根が生える植物を紹介していきますね。
 
植えるスペースは南東向きの好条件!
植えるスペースは南東向きの好条件! 「壁を這っている植物」で1番よく目にするのが、ヘデラ(アイビー)ではないでしょうか。人気の理由は、とっても丈夫で育てやすい事以外に、葉っぱの形や模様の種類が豊富な事もあげられます。
現在、500以上の園芸品種が登録されていて、日本にも100種以上の物が出回っています。
また、日当たりの良い場所、日陰問わずグングン育ち、暑さ寒さにも強いので、1度根付くめったに枯れる事はありません。茎を切って水に挿しておけば、根が生えて来て増やす事も簡単です! 初心者の方には、ぜひヘデラから始めて頂くのが良いと思います。
 
植えるスペースは南東向きの好条件!
 
プミラは、緑色に白い班入りの葉っぱが特徴的なつる性の植物です。よく寄せ植えなどにも使われていますね。
あまり壁を這うイメージがないかもしれませんが、プミラもどんどんつるを伸ばして、壁を登っていくんです。ヘデラと違う点は、壁を這った時に痕がつかない事。もし、万が一気が変わった時に楽です。
水が切れてしまうと、葉っぱが枯れてしまいますが、それさえ気を付けていれば、とても育てやすい植物です。
植えるスペースは南東向きの好条件!
 
植えるスペースは南東向きの好条件!
 
植えるスペースは南東向きの好条件! 小さな丸い葉っぱと、細い針金のような茎が特徴的なワイヤープランツ。壁を這うというよりも、地面や、他の植物の根元を覆っているのをよく見かけるので、グランドカバーのイメージが強いかもしれませんが、ワイヤープランツも壁を蔦って登っていくんです。茎が細く、葉っぱも小さいので単体ではなかなか広い面積を茂るのには時間がかかりますが、地面やプランターを覆うように、下の方に植えて楽しむのも良いかもしれませんね。
ワイヤープランツも、特にお手入れが必要な植物ではないので、日頃のお世話は簡単ですよ。
 
植える物は木製のプランターに決定!
さて、植える植物の種類がある程度決まったら、お次は植物を植えるために必要な資材、土について考えましょう。
いくら強い植物でも、質の悪い土に植えてしまうのと元気に育ちません。その植物や環境にあった資材を選びましょう!

ということで、次回は「必要な道具」について書こうと思います。
 
次回は植物を決めるよ!
 
 
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