2024年敬老の日は9月16日です。
長寿祝いについて
長寿祝いとは、おじいちゃんやおばあちゃんに、感謝の気持ちといつまでも長生きしてほしいことを願いお祝いで、賀寿のお祝いともいいます。
長寿祝いは、本来数えの年の誕生日に祝うものでしたが、最近は満年齢で祝い人が多くなっています。年齢に合わせて人生の節目にぴったりな贈り物を贈ってみませんか?還暦祝いに始まり、それぞれ節目の年に名前が付けられています。
■還暦(かんれき) 61歳(満60歳)
60年で十干十二支(じっかんじゅうにし)が一巡してもとの暦に還ることに由来。赤いちゃんちゃんこは赤子に戻りもう一度生まれ変わって出直すという意味。
■ 古希(こき) 70歳
中国の詩人、杜甫の詩の一節「人生七十古来稀なり」に由来。
■ 喜寿(きじゅ) 77歳
喜の草書を楷書にすると「㐂」と書き、字を分解すると十七の上に七が付いたような文字となることに由来。
■ 傘寿(さんじゅ) 80歳
「八十寿(やそじゅ)」とも言う。傘の字の略字「仐」を分解すると八十となることに由来。長寿祝いの色は金茶。
■ 米寿(べいじゅ) 88歳
米の字を分解すると八十八となることに由来。
■ 卒寿(そつじゅ) 90歳
卒の字の略字「卆」が九十と読めることに由来。
■白寿(はくじゅ) 99歳
百の字から一を引くと「白」になることに由来。
■百寿(ももじゅ) 100歳
100歳であることから百寿。ひゃくじゅ。紀寿(きじゅ)とも。紀は一世紀を表すことから。
そのほかの長寿のお祝い
茶寿(ちゃじゅ)とは、108歳(茶寿)-「茶」の字を分解すると「十、十、八十八」となり、すべてを合わせて百八として茶寿と呼ばれます。
皇寿(こうじゅ)とは、111歳(皇寿)-「皇」の字を分解すると「白(99歳)、一、十、一」となり、合わせて百十一となることから、こう呼ばれます。
大還暦(だいかんれき)とは、120歳(大還暦)-2回目の還暦を迎えたことになるため、こう呼ばれています。
天寿(てんじゅ)とは、250歳(天寿)-寿命という意味もあり、「天寿を全うする」としてこの言葉が使われます。