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2017/06/24 00:00
とうとうこの日がやってきました。
保護した時から里親探しをすることは決めていて、
さすがにガリガリの体は放っておけなかった。
ジョルが元気に幸せになれる環境を見つけられるまで保護しよう。
なんて猫を飼ったことのない私が
そりゃあもう心配しまくり検索しまくり聞きまくりの毎日。
結果、
理想のまん丸お顔の可愛い家猫に育てられた。
ジョルの里親は結構早い段階でお声が掛かった。
「ジョルさんうちに来ない?」
時々登場しているココさん宅がそう言ってくれた。
知り合いが里親!これ程信頼できる人はいない。
お話があってから去勢手術や回虫がまたでてきたり、ココさんの避妊手術やらで
5ヶ月位経過して今ようやく引き渡しです。
ジョルハウスを解体しながら
「旅立ちなんだなぁ~」と
ニッパーで結束バンドを
パチンパチンとカットする。
ホコリのついたワイヤーラックを拭きながら
「子供の旅立ちもこんなんなんかなぁ」
なんて思いながら
最近やっと隣で寝てくれるようになったジョルにまた緊張の日々を過ごさせるのかぁと
余計な心配をしてみたり。
娘達も18才になったら旅立って貰おうと産まれた時から決めていて、
「こんなんじゃ数年後の娘の旅立ちが心配すぎるよな…親はどっしり構えないと」と
自分に言い聞かせたり。
名前を呼んだら「にゃぁ」と返信ができるようになったのも
おやつを持ったら目の前でおすわりしてマテする姿も明日からはないんだなぁ
なんて思うとウルウルしてきた。
使われた結束バンドは114本。
流石にニッパーを持つ手が痛い。
ジョルハウスはココ家でも安心できる場所をと建てさせてくれるとのこと。
ありがたい。
解体全てが終わって振り返ると向こうの部屋のタンスの上からどうやらずーっとジョルが見ていたようだ。
掃除が終わって
「ジョルご飯だよー」と声を掛ける。
いつも通りハウスのお皿を置いている場所へ向かう。
でもハウスはない。
コレ食べたら行こうか?
旦那さんがコッソリ買った猫ケーキ。
一口だけ食べて
またハウスのあった場所を眺める。
トイレをしたら逃げるようにまたタンスの上に登って行った。
最終更新:2017/06/25 00:47