ちょうど5歳の頃です。祖母が作ってくれたシークヮーサーのジュースでした。祖母の家の庭先にたわわ実るシークヮーサーを手でギュッと絞り、それに少しだけのシロップをたらし、水で混ぜただけのシンプルな黄色い飲み物。
それがなんとも言えないおいしかったのを今でも覚えています。30年前の沖縄では多くの家の庭先にシークヮーサーが植えられ、秋の収穫の季節になるとたわわに実ったシークヮーサーをジュースにしたり、刺身醤油にしたり、焼き魚に使ったりと生活の中に当たり前のように取り入れていました。
ある仕事で沖縄本島北部の大宜味村という世界一長寿の村にいく機会がありました。
そこで出会ったのが90歳の瑞慶山(ずけやま)おばぁでした。おばぁの家で出された飲みものが、大宜味村で採れたシークヮーサーを絞ったジュースでした。
私は衝撃を受けました。これまで飲んできたシークヮーサーとまるっきり違うのです。気持ちいい酸味と甘み。ほのかに感じる苦味が清涼感をさらに広げてくれます。思わず一気に飲み干して、おかわりまでしたくらいです。
ニコッと笑っておかわりをついでくれたおばあーの笑顔はとうてい95歳とも思せません。おばぁーの話によると、疲れたときや風邪をひいたとき、 畑仕事にはいつもシークヮーサーを飲んできたとのこと。
シークヮーサーを飲むと気持ちもすっきりするし、とても気分がよくなってまた頑張ろうって気になると。なるほど。確かにあの清涼感は、すっと胃の中に落ちて、心の中まで落ちる気がます。体の中をすっと巡って不思議と気持まで落ち着かせてくれる。
おばぁは、長生きする秘訣を、早寝早起きや運動も大切と言っていましたが、「何より食生活が大事だよー、おいしいものをたのしく食べないとねー」、「シークヮーサーも飲んでるからねー、いつも元気になれるさー」おばあーが指差した先に、太陽の光を浴びてきらきらと輝くシークヮーサーの青い木々。
世界一の長寿の村で昔から生活の中に溶け込んできたシークヮーサーは、まさに「幸せの黄色い飲み物」だと思いました。
私はこんなにいいものがここにある。間違いなく長生きの秘訣のひとつである大宜味産のシークヮーサーを全国の皆さんに紹介できればどんなにいいだろう。シークヮーサーは、まさに「幸せの黄色い飲み物」だと思いました。それから私は、大宜味産のシークヮーサーを全国にお届けする仕事を始めたのです。これまで加工品として飲んできた甘ったるく薄められたシークヮーサーではなく、大宜味で収穫したシークヮーサーを100%丸ごと絞り、そのまままの原液をお届けすることにしました。
それは、大宜味村で古くから飲まれてきたシークヮーサーそのまんまです。おばあーが飲んでいたあのシークヮーサーそのものをお届けしたい思ったのです。
近年、シークヮーサーは、テレビの情報番組などでその良さが頻繁に紹介され、全国的も有名になりましたが、その反面、中国や台湾などからの輸入品も入ってきたりして、現在では市場で出回っているものの多くが外国産になってしまっています。また、明らかにシークヮーサーとは違う品種のものがシークヮーサーとして販売されたりと、売れればなんでもいいというような業者まで出始めてしまっています。とても残念なことです。
私たちは、そういったブームや商業主義に惑わされることなく、当初の想いのとおり、本物のシークヮーサーだけを、大宜味の長寿を支えてきたシークヮーサーだけを販売することにこだわり続けています。
そういった私たちの思いが通じたのか、このほど、大宜味村の理解と協力のもと、大宜味村に工場をつくり、一番農家さんに近いところで、本物のシークヮーサーを農家さんとともに生産することが可能になりました。
大宜味産のシークヮーサーをぎゅっと絞った100%の原液を、本当の良いものだけを、全国の皆様へ直接お届けできるのは、私たちにとってこのうえない喜びです。
最近の研究では、シークヮーサーには、健康に有用な成分が多く含まれていることも明らかになりました。多くの研究機関でシークヮーサーの健康効果の研究がなされてきました。
今回、私たちが自信をもってお届けしました「青切りシークヮーサー100プレミアム」が、あなた様の健康づくりに必ずやお役に立てることを願っています。
ぜひ、毎日少しずつ飲む習慣を続けていただければと思います。そして、大切なのは、おいしく、楽しく、飲むことです。
末筆ではありますが、あなた様のご健康を心からお祈り申し上げます。