クリスマスと年末年始のポルトガル

クリスマスもお正月もあっという間に過ぎ、新しい年が始まりました。

私は今年のクリスマスとお正月はポルトガルの北部で過ごしました。ポルトガルのクリスマスの過ごし方については、昨年こちらでも紹介しましたが、今年もたくさんの甘いお菓子とタラ料理をご馳走して頂きました。

テーブルいっぱいのお菓子たち

クリスマスお菓子といえば「王様ケーキ」という意味のBolo Rei(ボーロ・レイ)

たくさんのボーロ・レイにびっくり!

色鮮やかなフルーツのピールで飾られたパンのようなお菓子です。生地自はそんなに甘くないのですが、このピールがとっても甘いのでバランスが取れています。

ボーロ・レイの甘さ控えめなバージョンがこちらのBolo Rainha(ボーロ・ライーニャ)。

「王妃ケーキ」という名前で、ナッツが多めでフルーツピールは飾られていません。私はこちらの方が好きです。

そして、ドーナツのようなお菓子Sonho(ソニョ)。

「夢」という意味です。

ふわふわしています。揚げた後にシナモン砂糖をまぶします。

フレンチトーストを更にカリカリにした、Rabanada(ラバナーダ)

こちらもたくさん揚げました~!プランスパン1本分です。

日本のカステラの元祖といわれるPão de Ló(パン・デ・ロー)。ふわふわです。

こちらは半熟バージョンのパン・デ・ロー。とろっとろです。

ポルトガルではなんだかんだでパン・デ・ローに出会います。

日本のカステラも美味しいですが、そこまで甘くない、この大きいふわふわなパン・デ・ローの方が私は好きです。

中に白あんのようなペーストが入ったFilhós(フィロース)。日本のがんもどき(飛竜頭)の元祖と言われています。

細いパスタを甘くして固めたAletria(アレテリア)

こちらは名前が分かりませんが、リンゴとレーズン、ナッツが入ったお菓子

クリスマスといえばナッツも食べます。干しイチジクとクルミの組み合わせが美味しいです♪

クルミは庭で採れたものをいただきました。乾燥中。

さて、ここまでクリスマスの定番お菓子をご紹介しましたが、街中ではクリスマスマーケットもあって気分があがります。

リスボンのロシオ広場では可愛らしいマーケット

グルメスペースもありました

親戚の多いポルトガルの子供たち。

大人たちは前日もクリスマスプレゼントを求めてショッピングをしていました。

トイザらスも賑わっていましたよ

ショッピングモール内には大きいツリーが飾られています

ポルトガルの街中にあるクリスマスツリーやイルミネーションは、落ち着いているものが多い気がします。

暖かみのあるオレンジとブルーが基本のようです。

北部の町、ヴィアナ・ド・カステロ

ツリーはモダンな感じです

今回私が一番好きだったのはブラガのイルミネーションです。

教会の町らしく、綺麗だけど落ち着いたイルミネーションです

今回は色々と紹介したい写真があり長くなりましたが、みなさんいかがでしたか。

ポルトガルでは1月初旬ごろまでなんとなくこの雰囲気が続いています。
クリスマス後はセールも始まっていますし、年末まではなんとなくお休みモードです。
ただポルトガルではお正月はないので、1月2日から通常通り働く人がほとんどです。

皆さんの2016年はいかがでしたか。私は色々な意味で勉強の年でした。
社会に出てからも学び続けられるのはとても有り難く、仕事でもプライベートでもモチベーションにつながっています。

2017年が皆さんにとって素晴らしい年になりますように!

今年もどうぞよろしくお願い致します。