ポルトガルの年末年始 Feliz Ano Novo! (フェリス アノ ノヴォ)

皆さん、クリスマスはどのように過ごしましたか。

前回はポルトガル人のクリスマスの過ごし方についてお話ししました。

クリスマス前後は、連日ニュースで楽しそうなクリスマスの様子が映されていました。
ポルトガルではクリスマス休みがクリスマスの1週間前くらいから始まり、10日間くらい休むことが多いみたいです。日本では23日以外は通常通り仕事をしていた方がほとんどではないでしょうか。私も今年は日本で仕事をしていましたが、ソニアのお家からは美味しそうなごちそうの写真がたくさん届きました…来年は行けるといいなと思っています

さて、クリスマスが過ぎるとあっという間に年末ですね。
日本では大晦日とお正月はポルトガルのクリスマスのように、家族や大事な人と過ごすことがほとんどだと思います。しかし、ポルトガルでは逆で、クリスマスは家族と過ごしますが、カウントダウンは友達や恋人と過ごすことが一般的です。

ポルトガルの年末年始のメインイベントと言えば、カウントダウンです。
大きい街では広場などで花火をあげたり、コンサートを開いたりしてお祝いします。
道ゆく人はシャンパンを持ち、0時にあがる花火と共に開けてわいわい。

ポルトのアリアードシュ通りでは毎年花火があがり盛り上がります

私はポルトでのカウントダウンしか行ったことがありませんが、年末のカウントダウンで有名なのはマデイラ島です。海外からも観光客が集まり、リゾート地ならではのお祭り騒ぎのようです。

マデイラ島のカウントダウン(写真: http://www.visitmadeira.pt/より)

私はいつもテレビで見ていますが、みなさんとても楽しそうです!いつかは行ってみたいですね。

ちなみにポルトガルの花火は日本の花火と違いまっすぐ線状に上がるのが多いと思います。そして同時にたくさんあげるので、圧倒されます。川や海で上げる時はいいのですが、建物の上であげることも多くちょっと火事のようになります。ポルトでは、世界遺産の街中でバンバンあげるので日本人としてはちょっとひやひやします。

カウントダウンはとても盛り上がるのですが、次の日は仕事という人もいて深夜1時過ぎには街も静まります。ポルトガル人、結構真面目な一面もあるんですよ。

ちなみに、12月31日と1月1日は多くのお店はお休みになります。
レストランも閉まるので観光で行く場合は、予め開いているお店の予約を取るか、スーパーで買い出しをしていくことをおすすめします。

新年に入ってからしばらくしても、ポルトガルではクリスマスのイルミネーションが飾られています。1月中旬くらいまでは名残惜しいのかもしれません。

しばらく飾られているショッピングモールのイルミネーション

2016年はどんな年になるのでしょうか。 私はきっとポルトガルともっと関わる年になるのではないか、と思っています。 皆さんにとって素敵な1年が訪れますように。

ではまた次回!