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2016/10/30 16:26


日本の「国石」に翡翠が選ばれたのをきっかけに、
「とっておきの翡翠の話」をお買い求めくださるお客様が増えています。

「国石」として翡翠が選ばれたことによって、鉱物愛好家はもちろん
一般の方の中でも、ヒスイについてもっと知りたいという方が
増えてきたのだなということを実感しております。

私は1990年代終わり頃、翡翠に出会いました。
その当時、翡翠のことをもっと知りたいという思いを抑えきれず、
翡翠の歴史について書いた本をあちこち探していて、
「岩石鉱物考証学」という本の存在を知りました。

しかし、この本がどこを探しても書店には見当たりません。
そもそもヒスイのことを書いた本は非常に少ないころでした。
それでも、どうしてもこの本を読みたいと、あちこちの図書館の蔵書を検索した結果、
ようやく千葉県の図書館の蔵書の中に、この本を発見しました。

私は早速その図書館に電話して、本の存在を確認し訪問日を伝えました。
その図書館は現在「成田山仏教図書館」という名称になっています。

当日訪問しますと、初老の係員の方がそれは丁寧にご挨拶して下さり、
最も本が読みやすいテーブルに案内してくださいました。

本自体は薄くわら半紙を綴じただけ(失礼)のような感じでしたが、
稀少な本を読むことが出来たことは今考えても、本当に幸せでした。

現在は、私三石も製作協力しております
「とっておきの翡翠の話」をはじめ、
翡翠について詳しく述べた本も少しずつ増えてきました。
翡翠について誰しも気軽に学べる状況が整ってきたことは、
まことに喜ばしいことです。

しかし、なかでも、「とっておきの翡翠の話」は
その情報量の多さ、正確さ、求めやすく抑えられた値段など、
翡翠を学ぼうとする初学者にとってはまさに最適な、
必携の書ではないかと思います。

今年に発行された第五版は、前版に比べて
ページ数も相当に増え、読み応えのある一冊となっています。

とっておきの翡翠の話


「とっておきのヒスイの話(第5版)」
フォッサマグナミュージアム 宮島宏著  700円


さて、私が翡翠を学ぶにつれ、日本の古墳から出土する
翡翠勾玉などについても、様々な見解が存在することがわかってきました。
例えば、日本の翡翠勾玉も、輸入された翡翠で作ったのではないか?と
いうふうに見る見解もあれば、それに疑問を持つ学者もいるといった具合です。

次回は当時活躍されていた考古学者の書を参考にご紹介いたします。

三石 喬

最終更新:2016/10/30 16:26

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