このところ太陽熱発電にのめりこんでいます。
楽天に出店したころから親しくしているＡ氏から、今年になって太陽熱発電の特許取得をされた方を紹介され、1か月ほど前に、実際に発電しているところを見学させていただいてからです。


もともと私は蒸気タービンの据え付け工事などを行うエンジニアだったんです。
（弊社の歴史みたいなお話は、話すと長くなりますから後日改めてお話しすることにします）
ですから、発電などについてはいつも意識しているわけではないですが自然と注意して記事を読む癖がついています。


好奇心を持ったところに更に拍車をかけたのは、篠原　肇氏の【エネルギー】「太陽熱発電の技術の進歩と普及の可能性」という記事をネットで読んで将来の無限の可能性を感じたからです。
先ず篠原氏の経歴に圧倒され、更に太陽熱発電についてわかりやすく紹介されており、初心者である私にも理解しやすいものでした。


更に調べてみると今年になってからの太陽熱発電に関する日本の特許出願件数は急激に伸びているのです。
特許出願件数の動きを見るだけでも、ここ数年関連業界では太陽熱発電について今までになく注目していることが推測できます。


近い将来、地球温暖化に拍車をかける化石燃料に代わって太陽熱発電が急激に伸びていく時代を迎えることと思います。
しかし、赤道に近い地域は最高の恩恵を受けますが、南極、北極に近い地域は恩恵をほとんど受けないという問題もあり、全てのエネルギーが太陽熱で補われるということではありません。


宝石業界への影響はあるでしょうか？


将来は必ずあると思います。
地球を汚す化石燃料を使って発電した電力で様々に加工したものは、次第に愛好者の方々はもとより、多くの方々から次第に遠ざけられていくことでしょう。
太陽熱発電を含む自然エネルギーによる発電は、地球温暖化のスピードを遅らせることになります。
鉱山からの宝石原石採掘についても太陽熱など自然エネルギーを使うように変化していくことでしょう。