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2016/03/30 16:49
4月1日、ミャンマー新政権がスタートします。
新政権スタートに先立ち、非公式ですが新閣僚名簿を入手しました。
ティン・チョー次期大統領のもと、名簿のトップには
アウン・サン・スー・チー氏。
氏は外相、大統領府相、教育省及び電力・エネルギー省の
4閣僚を兼任するとのこと。
これは重要な問題は自ら取り組む姿勢を示したものだが、
激務になることは確実で、NLDの人材不足を露呈する格好になった。
と関係筋は述べています。
私見ですが、誰が見ても非常に困難なことだと感じます。
困難なことはわかっているけれど、
「最善策はこれしかなかった」
ということなのでしょうか。
過労のために不具合が出ないと良いのですが・・・。
さて、私たちに関係の深い元『鉱山省』は今回、
林業省と合併して『資源・環境保護省』となり、
オン・ウイン相(コロラド州立大卒、林業大学元教授)が
就任することとなります。
林業については詳しいですが、ルビーや翡翠のことを
どこまで詳しいでしょう?
翡翠については民族間の対立、密輸など複雑で解決困難な
問題を抱えており、果たしてどこまで指導力を発揮できるのか?
実務経験がなく就任した大臣が多い状況、アウン・サン・スー・チー氏の
指導力に追うところが多いと思います。
スー・チーさんのご健勝とご活躍をお祈りするばかりです。
最終更新:2016/03/30 16:49