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2016/03/17 17:00
3月も半ばを過ぎましたね。
今月末までにはここ横浜でも桜の開花が予想され、
多くの花見客でにぎわうようになります。
私たちのお店のある、みなとみらい〜赤レンガ倉庫〜山下公園〜港の見える丘公園
のルートは、桜を見ながらの散策にとても人気のあるコースです。
(港の見える丘公園付近からのみなとみらいの眺め)
さて、その人気のコースの中に貝塚があったことをご存知でしょうか?
地下鉄みなとみらい線終点の元町・中華街駅の屋上、
アメリカ山公園内に元町貝塚があるんです。
そこからなんと、縄文人のペンダントトップが発見されていました。
鹿の角製で複数の穴もあけられており、
魅力的な飾り物がついていたに違いありません。
写真:公益財団法人 横浜市ふるさと歴史財団 埋蔵文化財センター
当時のファッションの先端を行っていたのではないでしょうか?
なぜなら、ほかの遺跡からの装飾品は少ないですから・・・・・。
第一、豊かな生活をしていなければ、作る余裕もなかったことでしょう。
現在の元町商店街のイメージの元は、すでに縄文時代につくられていた・・・・
と言ったら飛躍しすぎなんて言われそうですが
当時でも良いイメージのある村、情報発信する村であったのでしょう。
まだ地元の人もほとんど知らない元町貝塚のアクセサリー。
花見をもっと楽しくしてくれるかもしれません。
最終更新:2016/03/17 17:00