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2015/08/17 14:10
弊店ではミャンマー産の琥珀、バーマイトを取り扱っております。
翡翠は中国のお客様がメインですが、琥珀は中国はもちろんヨーロッパからお求めになるお客様も多く、国際性豊かな石です。
そんな琥珀ですが、最近は産地ミャンマーにおいても存在感が増しているようです。
琥珀と言えばブルーアンバーをすぐイメージする方が多いでしょうが、
ミャンマーも世界最高クラスのブルーアンバーを当然産出します。
そんなことも次第に知られてきたのか、
Yangonの外国人が沢山訪問するボージョーマーケットでも琥珀販売店が大変多くなってきており、
大変な人気になっているのです。
また、琥珀は、価格も比較的手ごろなことがあるかもしれません。
しかし、ミャンマー産琥珀は販売する業者が少ない上、
販売の歴史も浅い業者ばかりです。
また琥珀の研究者も私の知る限りほとんどいませんから、
販売する側も十分な知識もなく販売することになるのです。
虫入りや花や木の芽などの植物入り琥珀は希少で高価なものですが、
歴史の浅い業者では知識がないため、
漠然と『通常の琥珀より高いと思われるが、さてそれでは幾らに設定しようか』などと、
大変悩むところでしょう。
世界の琥珀のニュースを見ていても、
数年に1,2回珍しい虫入り琥珀が見つかったとニュースになりますが、
前例のないほど希少なものですと、
琥珀を研究している専門家であっても、正確な値段を付けるのが難しいと思われます。
弊社の倉庫にも珍しそうな琥珀がいくつかあります。
これも他では見られない稀少性の非常に高い琥珀と言っていいでしょう!
これはいつまでも手元に置いておきたい琥珀の一つです。
販売しないのは、比較できるものがなく、正確な価値や価格が算出できないため
ということもあるのですが、
形良し、透明度良し、好奇心をますます刺激する謎の内包物入り琥珀・・・
という、所有しているだけでうれしくなる、ロマンあふれるお宝だからというのが大きかったりします。
次の記事では、他にもあるお気に入りの琥珀をご紹介したいと思います。
最終更新:2015/08/17 16:34