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2015/01/27 16:59
こんにちは、ジョイテックの小出です。
寒い日が続いておりますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか?
ジョイテックは先週、東京にて行われた国際宝飾展に出展させていただきました。
おかげさまで、盛況のなか無事会期を終えることができました。
会期中には、ベストジュエリードレッサーとして会場に招かれた深田恭子さんや桐谷美玲さんら、華やかな女優さんたちのお姿も間近で拝見することができ、眼福…。
ジュエリーに負けず劣らないその美しさにすっかり心癒されました
さて、今日の本題です!
よく店頭でもご質問をいただくのが、「本物と偽物の翡翠って、どうやったら見分けられるの?」ということ。
しかし、一般の方が外見や感触だけで翡翠の真贋を見極めるのは、かなり難しいことなのです…。
もともと、宝石のプロでさえ時折だまされることがあるほど、翡翠というのは本物か偽物かを判断するのが難しい石。それに加えて、現代は偽造技術もとても巧妙になっています。
ですので、一番確実だといえるのは、信頼できる鑑別機関に鑑別をお願いすることなんですね。
とくに、FT-IRによる成分分析を行っている鑑別機関(中央宝石研究所がそうです)で鑑別を取るなら、間違いなく安心です。
【No.4171】
ただ、いくら翡翠の真贋が見ただけでは分からないといっても、見た目や感触である程度判断がつくものもあります。
たとえば、プラスチックなどで完全に人工的に作られた場合。こういう物には、よく「気泡」が見られます。
石を光に透かしてみて、気泡が見えたら、まず偽物と思って間違いはありません。
また、こういった偽物は、色合いがビビッドで色むらがなく、透明感が高いにもかかわらず、値段が大変お安かったりもします。
とてもきれいなのに、値段が安すぎる翡翠は、その時点で要注意ということですね…!
【No.3860】
また、「触った時の温度」も偽物を見分けるポイントです。
翡翠は熱伝導率が高く、触ったときに体熱が奪われるため、他の石に比べてひんやりとした感触があります。
(だから、翡翠の杯に冷酒を入れると冷たさが逃げず、おいしく味わえるのです♪)
水晶のバングルと、翡翠のバングルを触り比べてみると、翡翠のほうが冷たいのがはっきりと分かります。
翡翠に見せかけた他の石や、プラスチックなどの人口石、樹脂含浸をした翡翠は、本物の天然翡翠の温度に比べると「ぬるい」感触があるのです。
本物の天然翡翠に普段から触れていると、天然翡翠でないものを触ったとき、「あれ?」と気づくようになりますよ。
【No.3675】
それから、本物の天然翡翠であれば、軽くぶつけ合ったときに「キン」という高く澄んだ音が出る…というのも、幅広く知られている翡翠の見分け方です。
(ただ、翡翠の重さや形状によってぶつけた時の音も多少変化するので、この見分け方はちょっと難しいかもしれませんが…。)
【No.3132】
翡翠を実際に見て買う機会がありましたら、ぜひ上記のことを気にしてみてくださいませ。
そして、翡翠を持つなら、断然、天然翡翠がおすすめです。
いわゆる樹脂含浸の翡翠には、身体に有害な化学物質が使われていることもあるからです。
たとえ見た目がきれいでも、着けていて身体に悪いことがあるんです!怖いですよね…。
ジョイテックの翡翠は、鑑別書がついているものもいないものも、すべて天然翡翠です。
安心してお買い求め下さい
ジョイテックは祝日を除く10:30〜18:30、毎日営業中★
最終更新:2015/01/27 16:59