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2014/10/05 17:40
6日、新宿ミネショ(IMAGE 2014 国債ミネラルアート&ジェム展)行って来ました。
前回まで約10年間、出店していましていわば“古巣”と言ってよい場所ですが弊社の商品構成が
翡翠ジュエリーに転換したこともあり池袋の国際宝飾店10月3~5日)に出展しこちらは
お休みにしたのです。
翡翠のお店は皆よく存じていますから話が弾みます。冗談云いながらやり取りしていると
思わぬ情報をお聞きすることがあります。
今回びっくりしたのは「本」、もうだいぶ前に発行されたものでネットでも見つからず購入するのもあきらめて
いたのですが なんとなんとまだあるというのですよ。
「翡翠」の本ですが10月下旬には発売予定です。
イヤー、ほんとにびっくりしました。
もう一つ、ビックリしたのは同じく本で買った後に気が付きました。
これ、
翻訳した松田 和也氏が言っているように大変美しい大型本です。
カナダで発行された鉱物の本に興味を持ち、また画像が美しく信頼度も高そうだと思って買ったのです。
早速 「翡翠」を見ますと なんと明らかに間違った記述がありました。
まず 鉱物名のJadeit 正しくは「Jadeite」ですよね、
また産地の項を見ますと 中国からも産出するという。
晶癖の項の説明もわかりにくい。
著者はカナダのロイヤル・オンタリオ博物館学芸員兼トロント大学地学部准教授のKinmberly Tait 氏。
翻訳者の松田氏は大阪大学文学部美術學科卒で数冊の翻訳実績があるそうですが鉱物・宝石の本は今回が
初めてのようです。
ハードカバー、紙質も良く大変立派な本だけにもっと慎重にチェックしていただきたかったです。
最終更新:2014/10/05 17:40