翡翠彫刻で良く聞く福禄寿、

そうです翡翠置物やペンダントの中に3色入ったものですね。

一つの原石の中に3色入ったものは珍しく珍重されますから縁起の良い福禄寿

という名前を付けたんでしょうね。

（福禄寿の意味については詳しく書かれているページが簡単に見つかりますからそちらをご参照ください）

では3色入っていればどんな色の組み合わせでも良いかというとどうもそうではないようです。

　　　　　　　

これは　「福禄寿」？　それとも「福禄寿喜」？　弊社在庫品より




　　　　　　

まず一番目の色は

やはり　翡翠の代表的な色は　そうです。　良くご存じの　ミドリ　です。　

2番目の色はといいますと

　緑の次に多くの方が思い浮かべる色、そうです。　ムラサキ　です。

翡翠の場合、紫色と言えばラベンダー色　ラベンダーカラー、単にラベンダーといった方が通りが良いかもしれません。


さあ、それでは第3番目の色はどんな色でしょう？

「中国人が大好きな色」、日本の国旗に使われている色、　赤（アカ）です。

翡翠という縁起の良い玉にミドリ、ラベンダー、アカと言う3色入ったものは確かに珍しく珍重されていて

通常よりお高く評価されます。

中でも色の配置が良いもの、各色とも色が鮮やかなもの、コントラストの良いもの、色の配置を巧みに生かした

デザインも大変重要です。

勿論、　品質の良い翡翠ほど高く評価されるのは当然です。





さて、最後に、翡翠に詳しい方も知らない方が多いだろうと思われる言葉、そっとお教えしますね。


一つの翡翠原石や加工した翡翠の中に

ラベンダーと緑色の2色入ったものは　　　中国語で　春帯彩（チュンタイツァイ）　　と呼びます。

4色入り（紅色、緑色、紫色、白色）は　　　　　　　福禄寿喜（フールーショウシー）　と呼びます。

5色入り翡翠　（紅色、緑色、紫色、、黄色、白色）は五福臨門「ウーフーリンマン」 と呼ばれるそうです。

福禄寿の翡翠も大変珍しいですから４色、５色入りの翡翠はそれ以上に珍しくコレクターにとっても

垂涎の的となるものです。　品質、色の入り方、鮮やかさによっては大変お高く評価されます。

通常はほとんど見かけませんですよ。


アッ　！

最後の最後にもう一つ！

翡翠には各色あるのに黒色と青色がここに含まれていないのはどうしてなんだろう？？？？


私も　？？？。