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2013/06/28 12:18
今回は琥珀のご紹介です。
オークションには通常翡翠の他に真珠、ルビー、サファイアが出品されるのが普通です。
しかし今回はなんと虫入り琥珀が出品されていました。
Jade Hall 1 階のオークション会場の周りには多くのお店が出店しています。
多くはすぐ隣にある宝石博物館に出店しているお店ですが今回はこちらに出展したのです。
そこでも今回は琥珀を販売しているお店が多かったですね。
今回はオークションで出品された琥珀とお店で展示されたもの数点をご紹介いたします。
この2個の蜘蛛入り琥珀。
大変珍しいですね。一つは蜘蛛の抜け殻みたいに色が無い。生まれたばかりにしては大きすぎる。
第一蜘蛛は卵を産むのですよね。ウ~ン、突然変異なのか?
それとも他の蜘蛛に体液を吸われてしまったのか???
1億年の前のミステリー、ロマン
観劇、映画鑑賞、音楽鑑賞、美術鑑賞、みな恍惚のひと時を提供してくれる。
1億年前から透明なカプセルに保護された虫や花もまた違った形で脳を快く刺激してくれる。
琥珀の中に取り込まれた虫たちは小さいものばかり、大きな虫は水より少し粘り気のある樹脂に取り込まれても
容易に逃げ出すことが出来るから。
このように大きな蜘蛛がこんなに保存状態が良く残っているのは奇跡的なことです。
大英帝国の自然史博物館でも最も大きい昆虫は20mmを少し超えるくらいといいます。
★ ☆ ★ ☆ ★ ☆
こ、これはなんでしょう!
琥珀の中の植物は大変稀少です。
非常に透明度の高いカプセルに包含された植物。
適度の大きさとふっくらとした琥珀の形状、
ウーン 思わずうなってしまいます が
これってまた再会できるような気がする。
そこは
有名な博物館か美術館?
いやいやそうではない。
そんなの絶対に嫌だ。
最高のデザインを施したジュエリーで無ければならない。 絶対に!
人類の宝のような琥珀なんだもの。
最終更新:2013/06/28 12:18