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2013/02/28 23:24
最近は何かとミャンマー関連のことに時間を割くことが多い。
翡翠関係以外のお問い合わせやセミナー(聞く方ですよ)、それに競うように
出版されるミャンマービジネス書をよんだり・・・・・。
ミャンマーの現状と近未来を考えますと、宝石業界だけで考えてみても
昨年の続きを今年もやれば良いという訳にはいかないことがどんどん解ってくる。
これから大きく変化していくことは確実です。
たとえば日本への外国人旅行者数、いつの間にか韓国より少なくなっていますね。
韓国は宣伝がうまい。
ミャンマーの例でも人気韓国ドラマで火をつけ、、出演者の衣装を印象付け、衣料販売で売上を伸ばし
電気製品販売、首都ネピードーの建設工事などに広げていきました。
その間日本は西側の経済制裁に同調して何もしていない。
いつの間にか日本語放送はなくなり、空港でもホテルでもやたら韓国製品が目立ちます。
日本への旅行者数の減少は何も中国との問題だけではない。
旅行者の足である航空機の運賃が高いし便数が少ない。多くの国からはビザを要求する。
宝石業界全体を見渡してみても世界を驚かすようなニュースもトンと聞いたことがないような気がする。
ではミャンマーはどうかというと、翡翠、ルビー、サファイア、スピネル、トパーズ、その他沢山の種類の
宝石が出る。
しかし、今までミャンマー産のジュエリーはあまり売れていませんでした。
ミャンマー政府の方針転換で外資の受入れに前向きになっています。
ミャンマーに無い技術、機械、デザイン、雇用の増大、輸出増加などができる会社は大歓迎してくれるでしょう。
日本が躊躇していれば他の国が先行することでしょう。
宝石業界もグローバル化していく速度が加速していくものと思います。
最終更新:2013/02/28 23:24