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2012/09/20 16:19
『ミャンマーの有望なインフラ市場を狙え』
と題して開催されたフォーラム参加者は約200名、半数は一度はミャンマーに行ったことのある方、
多くは一流企業の担当者と見受けられました。
講師は国土交通省、外務省、経済産業相、JICAのミャンマー担当者でそれぞれの立場からインフラ
事情について説明がありました。
その中で最も話題に上ったのが「ティラワ開発」についてでした。日本・ミャンマー両国について
最重要な案件ですので簡単に説明しますと、
ヤンゴン中止市街地から23Kmに位置する経済特別区に日本の官民が一体となって工業団地等の総合開発を
する大プロジェクトです。
広さは2400ヘクタール(山手線内の約40%に相当)です。
ここに大型船舶が接岸可能な港を整備し工業団地および住宅を作るというもので、まさに、
ミャンマーの顔となるものです。
2015年にはだれの目にも概要がわかるようにするということですから急ピッチで進められることと
思います。
フォーラムで感じたのは官民挙げてのこのプロジェクトが対ミャンマーの最重要案件であることです。
順調に進むことを願ってやみません。
で、翡翠鉱山のある北部ミャンマーについては全く話はありませんでした。
今のところ、ヤンゴン周辺の電力、水、道路などの案件が優先されとてもそれ以外の地
には目がいかないというのが現状のようです。
裏を変えせば、中北部のミャンマーは多くのビジネスチャンスがあるということです。
急がずにじっくりと取り組める
翡翠のお話から外れていますが
ミャンマーは何十年に一度という大きなビジネスチャンスが到来していると思います。
最終更新:2012/09/20 16:19