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2012/09/18 12:08
横浜市中区の関内駅近くに翡翠の素晴らしい芸術品が展示されています。
作品の説明文をご紹介しますと
1980年、横浜市産業貿易センターで開催された中国上海工芸品展覧会に特別展示されたものを横浜市が購入したものです。
この作品は、1980年中国上海工芸品展覧会に参考出品されていたものを横浜市が特別に購入したものである。
作品の説明
ねむりハスの図を主体として彫られているものであり、鉢の表面には眠り蓮の葉模様の中に様ざまな形をした90体の
羅漢が刻まれている。
鉢の表面下部には、抽象的に虎の飛んでいる姿を刻んでいる。
設計者の劉紀松は、玉石彫刻工芸を60余年にわたって研究し続け、「玉彫の変わり者」という愛称で讃えられている
工芸技師である。
制作 劉忠栄
とあります。
また フロアーの向かい側には 『大河上下』と題した象牙彫りが展示されている。
黄河の源から河口に至る16か所の名所、旧跡を刻んだもので当時数年来の最高の芸術品といわれた
もので翡翠作品とともに一見の価値があります。
展示場所 JR根岸線 関内駅から徒歩1分 (桜木町方面から行って右側 横断歩道を渡ったところです)
横浜市教育文化ホール(センター) 1階 フロアー
ところで横浜と中国とは横浜中華街があることでお分かりのように江戸時代末期から関係が深くなりました。
以来、両国の間には大変不幸な出来事もありましたが
横浜と上海は歴史的に関係が深く1973年以来友好都市となっています。
横浜市・上海市友好都市のあゆみ 冒頭には次のように紹介されています。
両市による友好都市提携宣言(1973年)を遡ること100余年前。
幕末開港後、横浜・上海間には英国や仏国の定期船が運行し、1875年には岩崎弥太郎の三菱商会に
よる横浜・上海航路も開設され、両市の港を窓口とした人や物の往来が活発に行われました。
横浜市にとっては7番目の姉妹友好都市上海ですが歴史的に深いつながりがありました。 以下略
最終更新:2012/09/18 12:08