ミャンマービジネスへのお問合せが弊社にも時々あります。
今回はごく一部の方向けのお話ですがミャンマー理解の上でお役にたつかもと思いまして
掲載します。ほんの上滑りですが・・・・。
　
ミャンマーの不動産に熱い視線が注がれています。
工場を作って操業開始までには時間がかかり、その前に土地を手当てしておこうという
会社、個人が多いのです。
首都ネプードー、ヤンゴン及びマンダレーが特に注目されています。
ここ2年くらいの間に５倍以上に値上がりしたところがあちこちにあるといいます。
日本主導で進められているヤンゴンの東約２４Kmのティラワ工業団地周辺や主要道路沿線など
軒並み値上がりしています。
最近ミャンマーを訪問した大手会社社長さんのお話では
風光明媚な場所には豪華なコンドミニアムがすでに出現しているといい、購入を勧められたそうです。
入居者がいないのに管理人が１０名以上常駐していると呆れたように話してくれました。
しかし、外国人が購入するのは本人名義にできないし、仮に値上がりを期待して投資しても
期待どうりに行くかは疑問です。
背後には華僑の存在があり、値上を仕掛けているともいわれ、話の真偽はわかりませんが事実であっても
不思議はないところです。

では工場はどうか？
言われるのが道路、電気、水道、ガスなどのインフラ整備が遅れていること。
電力にしても現状は停電が多くタイ、ミャンマーの国境に近い水力発電所は発電した電力の大部分は
国外に送電されるのでミャンマー国内に送電されるのは少なく電力不足はまだしばらくは続きそうです。

港湾　
ミャンマーの地図を一見してお分かりのようにヤンゴンはエーヤーワディー川の河口にあり喫水が浅く
大きな船が接岸できません。テイラワ工業団地も浚渫完了まではまだ時間がかかりそうです。

空港
中小型機によるエアカーゴですがまだ便数が少なく増便の余裕はありそうです。
当分はエアカーゴによる輸送が注目されるでしょう。

人材、
日本語の通訳できる人は少なく、中には悪質な人がいるのは事実ですのでビジネス、観光共に
（日本の業者も含めて）十分な注意が必要です。

息子のKeiもヤンゴンに出張していましたがまもなく帰国します。