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2012/05/17 11:03
ミャンマー最大の町ヤンゴン、人口800万人と言われ、大変活気のある街に
変貌していました。
まずホテル、弊社社員Pが常宿にしているホテルに予約しようとしたところ満杯で断られ
やむなく私たちにはもったいないホテルに泊まることになりました。そのホテル代も
1年前の2倍と高くなっていました。そうなんです。横浜の有名ホテルと価格の面ではそう
変わらないのです。
ヨーロッパからの観光客もミャンマーを敬遠し、タイやインドネシアに変更してしまうのでは
ないかと旅行関係の方がいっていました。(私もそう思います)
確かに、設備やサービスが3星クラスなのに4星クラスの料金、納得できません。
ホテル需要が多いにもかかわらず、簡単にホテルは増やせないのです。
最近は工場建設、インフラ整備などが忙しく工事業者や資材が足りない、また一定レベル以上の
ホテルマンもいないのです。
市内を走る自動車、1990年代製が圧倒的に多かったですが、新車や程度のいいものが大変多くなりました。
ヤンゴンに3月26日に開店した日本製自動車輸入販売店、4月20日までの1か月足らずの間に40台近く売れた
とのこと、私たちが訪ねた21日も数組のお客様が商談していました。今まででは考えられない驚くべきことです。
また新しいショッピングセンターがオープンしました。日本の化粧品や料理もあります。
建物中央部の吹抜けの1階では人気歌手が熱演し観客を熱狂の渦に巻き込んでいました。
入口にはATMも・・・・
上の例でもお分かりのように生活に余裕が出来た人たちが多くなっているのです。
外国人入国者数も2008年には20万人に満たなかったのが2011年にはほぼ倍増の37万人余りと
増えています。
ホテルや土産物、レストランなど商業施設も当然景気が良くなっています。
ヤンゴン東部20Km付近 橋を左の方に行くと日本主導の経済特区ティラワに行きます。
この付近の値上がりも凄い! 外国人グループが土地を見に来たという噂だけで値上がりするという。
(バブル???)
また、土地の値上がりで大金を手にした人も多い。
ヤンゴン市東部には日本も含む外国資本による経済特区(工業団地)の計画があり
その周辺の土地はすでに大変値上がりしています。
そんなこんなでヤンゴン地域では所得水準が急激に上がっているのです。
最終更新:2012/05/17 11:03