９月１６日付け各新聞に掲載されました。

読売新聞では


　【ワシントン＝山田哲朗】恐竜や初期の鳥類に生えていた羽毛が、カナダ西部で発掘された白亜紀後期（７０００万年前）の琥珀(こはく)に閉じこめられた状態で見つかった。

　カナダ・アルバータ大学の研究者が１６日付の米科学誌サイエンスで発表した。

　羽毛はふつう、平らに押しつぶされた化石として残る。多数の羽毛が琥珀の中で、細部の構造まで保存されたまま見つかるのは珍しい。羽毛がどの恐竜や鳥のものなのかは特定されていない。しかし、１本の軸だけしかない原始的な羽毛や、軸が束になって生えている次の段階、さらに複雑に枝分かれした現代的な羽毛などが確認され、羽毛の進化解明に役立ちそうだ。

　国立科学博物館の真鍋真研究主幹は、「巻き毛状の羽毛やカギ状の突起など、今回見つかった琥珀の中には羽毛の立体的な微細構造が残っており、進化したそのような羽毛がすでに白亜紀に出現していたことがわかる」と話している。

（2011年9月16日13時54分 読売新聞）


写真はここでは掲載しませんが「琥珀　羽毛」で検索してみてください。きれいな写真が掲載されています。


新聞社によって写真も違っていますから結構楽しめますよ。


それにしても現在でも琥珀の中から新発見があるのはわくわくしますね。

ミャンマー産琥珀からも２年ほど前、三つ目の昆虫発見のニュースがありましたし、これからも

発見される可能性は大いにあると思います。

弊社の虫入り琥珀も知らないものばっかり、早く専門家に見ていただいて皆さんにご紹介したいです。



恐竜や当時の琥珀や化石は古代の夢の世界へと導いてくれますね。