翡翠オークションの話をするとどうしてもここ数年の異常とも思える価格上昇が話題になってしまう。
確かに事実であり参加した一人として価格動向もお伝えしたい。
出来れば業界関係者でなくマスコミ関係者ができるだけ客観的に伝えてくれた方がまだ説得力があると思うのだが
それもきわめて難しい状況にある。
「翡翠が高くなっていますよ」というようなことは正直言いたくないことばである。
だが他に伝える人がいない現状ではたとえ適任でなくても書く必要があると思う。

とまあそんな思いでオークションの報告を書かせてもらっています。

確かに値上がりしていますが、これもジュエリーアクセサリーとして一定レベル以上の品質や色のものであり
それ以外のものはそれほど上がっているわけではありませんので「翡翠はすべて高くなった」のとは違いますので
ご留意ください。

さて、それでは弊社で扱っていますもう一つの「琥珀はどうなんだろう」？

と思いネットで琥珀の価格情報を検索してみたらありました。





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「中国で人気急上昇　琥珀の宝飾品50％値上がり」　

　2011年1月27日　中国産経新聞報

「中国では「最も軽い宝石」ともいわれる琥珀（こはく）の人気が急上昇している。市場では琥珀を使った装飾品の

価格が、この１年で５０％も値上がりした。しかし、その一方で偽物が大量に出回るなど消費拡大には市場改革が急務だ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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　琥珀の産地は世界に１００カ所余りある。琥珀は「海珀」と「鉱珀」の２種類に大別され、前者はバルト海沿岸、
後者はミャンマーや中国の遼寧省撫順市が主な産地となる。

　中国の市場で販売されているのは、ほとんどがバルト海沿岸の海珀だ。
　海珀は密度が低いため、海に入れると浮くのが特徴だ。

　一方の鉱珀は年代が古く、海珀よりも堅い。海珀よりも琥珀になるまでに時間がかかるため、価格は２、３倍と高くなる。

　しかし、撫順をはじめとする国内産鉱珀は、あまり市場に出回っていない。１９２０～３０年代からの大規模採掘で
　掘り尽くし、すでに枯渇の危機にひんしているからだ。

　かつて琥珀の宝飾品はあまり人気がなく、コレクターも少なかった。だが近年、美術品愛好者がこぞって琥珀を購入する
　ようになった。





市場関係者によると、「琥珀市場はまだ発展途上段階にあるが、比較的安価なので、気軽に買ってもらえる」と話している。

　データによれば、世界における琥珀の貿易額は年間約２億ドル（約１６４億円）。主な市場は日本やアメリカのほか、カナダ、イタリアと琥珀の産出国である。

　世界市場でも、天然琥珀の価格は上昇しており、２００９年以降、琥珀の原石の価格は５０～１００％も上昇。中でも希少価値が高いグリーンアンバー、ブルーアンバーなどは２０～３０倍に値上がりした。

　国際オークションで落札された琥珀宝飾品の中には、１８世紀の彫刻が３５万元（約４３６万円）、清朝末期の置物が２８万６０００元といったものもあった。

　関係者によれば「すでに価格が頂上に達してしまった翡翠（ひすい）などとは違い、琥珀はまだ価格が上がり始めたばかり。今後もさらなる大幅な値上がりが見込める」という。

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　　情報源も明示されていないし内容も首をかしげるところもありますが　翡翠ほどではないにしろ値上がり

し始めているのかな？　とちょっと気になる記事でしたので　一部引用させていただきました。

将来のことはわからない。





お客様に末永く喜んでいただけるものをお届けできますようひたすら努力すべし。

と改めて思います。