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2011/03/24 17:43
ミャンマーの首都 ネピードウ での2回目のオークション参加しました。
写真のようにオークションカタログもVOL1、2と2冊になりました。
総出品ロット数 16926、前回(2010年11月)より大幅に増えました。(パール及びルビーなどJEMは除く)
外国人参加者は私たちが入場手続した10日にはすでに4700人余りでしたから総参加者は前回より大幅に
上回りそうです。
まずは 今回出品された翡翠をご紹介します。
とても全部とはいきませんので今回は小さな原石のみです。
上の白に緑の入っている極おなじみのの原石、この原石評価するうえで注目すべきことは 二つに切断した位置です。
風化した表皮もある程度剥ぎとってありますね。
全体を見て最もきれいなところが見えるように切断しています。
切断位置が原石の端の方(表皮に近いところ)にあるのは他の部分が白いのが多い。(もちろん例外はあります)
目が細かく割れも少なく彫刻、バングルその他無駄なく原石を生かせそうです。
ラベンダー原石 ラベンダー翡翠で透明度が高いのは希少、
下の写真
エッ、 これがそんなに高いの!
きれいなルースがとれるのかな? バングル?
これは写真では判断しにくいですが結構品質はよさそう。
無色透明度が高い原石です が ちょっと色がついているような ガラス質ですが
一見 あまり良くなさそうですが 価格を見るとびっくり
ろうかんルースの採れる原石は一見黒く見えます。
今回ご紹介したのは Competitive Bidding と言って1個1個競り上がる方式のところに
出品されていたものです。
ここに出品されているのは8万ユーロ以上のもので今回は16926番から最後まで300点余り出品されていました。
パドルを上げて競りあがるのではなく買いたい価格を書いて投票する方式ですからもし「絶対買いたい」
という参加者がいた場合には高くなりがちです。
最初は少ない金額で様子見、参加者が多くなるに連れてUPしていくことになります。
次回も原石のご紹介をしていきます。
お楽しみに
最終更新:2011/03/24 17:43