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2011/02/12 02:02
昨日の朝、雪の舞う中、久しぶりに県立図書館に行ってきました。
最近は何かと忙しいことが多く、ゆっくり本を開くことが出来なかったものですから もみじ坂の上りも
まったく苦になりません。
知りたかったのは 「白亜紀」のこと、
琥珀の誕生した頃のことをもっと知りたかったからです。
さて、最初に手にした本を数ページ読んでまるで恐竜に踏まれたような衝撃をうけました。
『ジュラシック・パーク』という映画を見られた方は多いでしょう。
ティラノサウルスも、トリケラトプスもてっきりジュラ紀(2億年前~1億4500万年前)に王者のごとく
闊歩していたと思っていたのです。
が
実は白亜紀(1億4500万年前~6550万年前)後期なんですね。
ジュラ紀前期には初期的なタイプの恐竜だけだったようですし、最も栄えたのは白亜紀後期で種類も多くなり
中には体長30メートル、体重が100トン近くにもなる超巨大恐竜が出現していたというのです。
また映画に出てくるような草原はなくて草花もほとんどなかったというのです。
草原は白亜紀の後の時代の新生代(6500万年~現在)になってからのことなんだそうです。
白亜紀の気候は CO2の濃度も現在に比べて相当高く気候も温暖で植物の生産性も相当高かったそうです。
ですから 巨大草食恐竜の旺盛な食欲を十分満たすことが出来たんでしょうね。
ところで、ご質問です。
この白亜紀にヒマラヤ山脈はあったんでしょうか?
なぜこんなことお聞きするかといいますと
琥珀産地のミャンマーカチン州のフーコン渓谷はヒマラヤ山地のほぼ東端に位置していますね。
ヒマラヤ山脈誕生と琥珀誕生との関係は正しく理解しておく必要があると思うからです。
これがわかったならば 琥珀玉の輝きが増すこと間違いないだろうと思うからです。
実はまだ私も満点はおろか及第点も危ないところです。
正答の自信がつきましたらお答えします。
FEB 12 AM1:48
参考図書 「38億年生物進化の旅」池田清彦著 新潮社2010年1月発行
最終更新:2011/02/12 02:02