店長の三石です

　
　あけましておめでとうございます

　本年もどうぞよろしくお願いいたします



早速ですが

前回ご紹介いたしましたこのラベンダー翡翠

重さ　6Ｋｇ　　５８０，０００ユーロの最低入札価格が設定されていたものです。







あなたはこの翡翠の落札価格はどのくらいだったと予測いたしますか？

日本円で

　1.　１億円以下

　2.　1～３億円

　3.　３～５億円

　4.　５～１０億円

　5.　１０億円以上

　6.　不落札

　


とはいいましても宝くじみたいにまったく運任せでは面白くない

せめて　競馬の予想をするくらいの情報がほしい

ということで　落札結果の一部資料をご提供いたします。













この上の写真の翡翠見てみましょう

磨いてある緑の部分は翡翠全体の1部分だけですね。
そうです、この翡翠のもっともきれいな部分をお化粧して見せています。
ところがそのきれいなところも凹凸がありますね。
これはきっと割れ目があったとか緑でなかったとか見栄えの良くないところを取り去った
と推測できます。
品質はガラス質とはいえないですね。
色は緑といってもごく普通の緑といってよいでしょう。

ルースにしたらとても採算が取れそうもありません。
　買う立場でこれで何を作るかと考えますと大きさからいって売れ筋のバングルは無理、
リングや小物の彫刻では無駄が多すぎる、付加価値の高いものを創るには翡翠全体をうまく生かして
作る必要があります。　白と緑ですから故宮の白菜みたいなものを作ったほうがよさそうです。
と考えていきますと

　　　　　　　　　　　　　　　出品者は

　そのような人はあまり多くないだろうから低価格で落札される危険がある。

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　　　　　　　　　　　　　　　　　↓
　　　　　　　
　　　　　　　最低落札価格は損しない程度につけておこう

　　　　　　　と考えただろうと推測します。

　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　


　　　　これの落札結果は　　　３２５，０００ユーロ　！

　　　　　仮にこれを彫刻して販売するとして価格はいくらに設定しますか？

　　　　　私には創ろうという意欲はまったく沸きません。

　　　　　お金があっても応札する気にもなりません。

　　　　　しかし　参加者の中にはこれだけの価格をつける方もいるんですね。　


　　　



　　これの落札価格は　１３８,０００ユーロ

　　私の感覚では　まあこのくらいの価格をつける人はいるだろうな　　といったところです。

　　でも　応札する気にはなりません。

　　
　　ということでもう一度６Ｋｇのラベンダー翡翠の落札価格を推測してみてください。

　　私の事前の予測は大きく外れていました。


　　結果発表は　１月２日　２４時までにいたします。