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2010/10/08 23:34
今年6月から7月にかけて行われたミャンマー ヤンゴンにて開催されたオークションでのことです。
例年春、秋に行われるオークションが規模が大きく夏行われるのはマイナーなものでしたが今年はガラッと
様相が変わりました。
翡翠のみのオークションカタログも分厚いのでお分かりの通り、出品数 1万1272ロットと
多く落札率も80%を大幅に超えたようです。(出品数が多くて計算するのが大変)
ざっと計算したところ出品総額は概算110~140億円位。
気になる落札総額はというと概算700~900億円
という過去最高額になったようです。
3月は500~600億円だったですからにわかには信じられない金額です。
翡翠鉱山も各地で広範囲に掘っているし、当然出品量が多くなるのはある程度わかる。
しかし
買う人が
こんなにいるの? ? ? ?
とこれまた素朴な疑問がわいてきます。
しかしこれが現実なんです ね。
中国の経済成長が著しく高所得層が増え 翡翠を買える人もその金額も予想以上に増えているという
ことなのでしょう。
この原石も概算で5~10倍で売れたという計算になります。
それにしてもこの金額は1ロットの金額としては高すぎる。
この金額、落札金額ではないですよ。
仮に買える人がいたとしてもそう多くはないだろうから競りあがってどんどん高くなることは期待できないし
損なのでは? ねえ、 出品者さん?
と貧乏性はどうでもいいことを考える。
日本だけを見ていると翡翠市場の大きな流れが見えない。
見えにくい。
ですね。
最終更新:2010/10/08 23:34