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2010/09/26 11:58
久しぶりにグーグルアースでミャンマーを広げてびっくりしました。
今までぼやけていてよく見れなかった中国国境付近などはっきりと見えるようになっっているんです!
当然翡翠鉱山のあるパカン周辺もよくわかります。
また、
新首都であるネピードウも主だった施設の場所や写真も掲載されておりミャンマー情報源として
おおいに役立つものとなっています。
例年10月か11月に開催されるヤンゴンでのオークションも今年はネピードウで開催予定ということですが
会場の準備が遅れておりいつ開催されるかわからないとのことです。
11月は総選挙が予定されていますし多分そのあとになるのではないでしょうか?
さて琥珀の産地についてです。
ミャンマー北部 カチン州にあります。
地理的に中国とインドに挟まれた地域でレド道路という重要な幹線が通っています。
翡翠鉱山のあるパカンから北北東に約60Km タナイという町から琥珀鉱山に行きます。
エーヤーワディー川の支流を船で渡り更に象に乗って行くという奥地でまる一日の行程です。
この地域はフーコン(死の谷)渓谷と言われ昼なお暗いという形容がぴったりの広大な原始林に覆われた秘境に
幻の琥珀とも形容される宝物が眠っています。
掘ることが出来るのは乾期のみ、重機は使わず、非常に原始的な掘りかたで年に数トンの生産量とも言われます。
次回は鉱山の写真を含めてご紹介します。
※掲載の地図は
Fossiliferous Cretaceous Amber from Myanmar
(Burma): Its Rediscovery, Biotic Diversity, and
Paleontological Significance
DAVID A. GRIMALDI,1 MICHAEL S. ENGEL,2 AND PAUL C. NASCIMBENE3
を元に一部編集しました
最終更新:2011/04/05 14:20