ミャンマー産鉱物と言えば　翡翠、、ルビー、スピネル、トパーズなど世界的によく知られていますが

隠れた存在として琥珀があります。

正倉院の鏡、数珠その他多くの宝物に使われている琥珀はミャンマー産と言われ古くから日本と関係の深い

ものと言えます。



しかしながらその情報といいますと一部専門書のほかほとんどないといってよいでしょう。

しかし、イギリスはビルマを植民地にしていたこともありロンドンの自然史博物館には直径50Ｃｍ

重さ15Ｋｇ以上の世界最大級のものを始め大量に保管されており研究もされています。

またアメリカのニューヨークの自然史博物館にも大量に保管されイギリス同様研究もされています。

今でも時たま琥珀の中から新種の昆虫が見つかったとニュースになることがあります。




で、店長と琥珀とどのようなきっかけで繋がりが出来たかといいますと

弊社のもっとも古くかつ礼儀正しく最高のお客様であるＡ様から昨年、

「ミャンマーにはバーマイトといわれる大変入手困難な琥珀があるがぜひ情報を入手してもらえないか」

と依頼があってからです。

依頼者の方には新情報をお伝えし実物を実際に見ていただき気に入った物はご購入いただきました。

また鉱物としての琥珀につきましては

中央宝石研究所にて調べていただき学会でも報告してくださいました。

しかしながら琥珀のことはわからないことが多く複数の鑑別業者の方々、久慈琥珀はじめ琥珀業者の方々

にいろいろと教えていただきました。

特にアンバートレンドのDaniel　Mcauley　氏には大変お世話になっております。

と言いますのも氏の友達でありミャンマー琥珀研究の第一人者であるGeorge Poinar, Jr氏に

弊社の琥珀を実際に見ていただくことができました。

中でもバルチック及びドミニカ産の琥珀にはほとんど見られない小さいキノコをご指摘いただいたのは

大収穫でした。　

氏とはこれからも密接な関係を保ち私の不明な点は教えていただきお客さまに出来るだけ正確な

情報をお伝えしていきます。

１０月９～１２日に開催される石ふしぎ大発見展には翡翠とは別に出展いたします。

なお

　準備が整い次第楽天を通じてお買い物ができるようにいたします。

まずはブログを通じてのご紹介です。

次回以降　琥珀産地情報やミャンマー産琥珀の特徴などお伝えしていきます。


※　ここ数週間何かと雑用が多くまた生来のだらしなさがあいまってブログの情報発信が遅れましたこと

　　お詫び申し上げます。