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2010/02/19 11:52
日本からのミャンマー援助については皆さん御存じでしょうか?
大新聞でもミャンマー情報そのものが少ないですね。
経済援助はほとんど停止したままですが人道的援助は行われています。
幾つか御紹介しますと
1、 被災学校再建 サイクロン 「ナルギス」により大被害を受けた地域に
被災した学校の校舎再建を支援するため、約98万米$の無償資金協力を行う
協定をミャンマー側と交わしました。
小中学校20校と高等学校一校です。
鉄筋コンクリート製で床を高くして災害時に周辺住民の避難場所として利用される
ものです。
2、 マンダレー近郊に孤児院建設、引き渡す。
マンダレーから車で約1時間、イギリス植民地時代には避暑地として知られる
ピンウールーイン(メイミョウ)で鉄筋コンクリート製建物で8万5千米$。
家具などの備品は群馬県が寄付しました。
3、 食品分析、病院支援で資金協力
ヤンゴン管区の食品分析研究室に9万7千米$の検査機器を提供することに決定。
現在の設備では食品に含まれる化学物質、微生物などを検出できず国際市場
進出に不利な立場にあります。
4、 ザガイン管区の病院に支援
手術室、医療機器整備に9万6千8百米$を支援。
5、 シャン州の3小学校の校舎建設 9万6千9百米$支援
6、 カイン州舗装道路建設、7万8千4百米$支援
7、 ヤンゴン管区、寺子屋建設、9万米$支援
8、 盲学校の校舎建設、9万7千米$支援
などです。
政府からの支援の他に日本財団他民間からも多くの支援がされています。
弊社も1昨年、ヤンゴンのインセイン近くの孤児院の一部建物の建設に
協力しました。
日本とミャンマーの関係、もっともっと良くなってほしいですね。
情報はミャンマー総合研究所 2010年2月発行のミャンマーニュースレター
から一部引用しました。
最終更新:2010/02/19 11:52