定番のクリームパン
菓子パンは、日本生まれのパンのひとつです。明治時代初期にあんパンが酒の麹を利用して作られました。
以来、クリームパン、ジャムパン、メロンパンなども作られ、幅広い年齢層に受け入れられています。
ここでは、カスタードクリームを包み込み、スライスアーモンドをトッピングしたクリームパンを紹介します。
クリームを換えることで、チョコクリームパンなどのバラエティーをお楽しみください。
粉末のカスタードクリームを使うと、少量で色々な味のクリームが作れて便利です。
作り方
1.計量・下準備
すべての材料を計量します。
強力粉、油脂は、室温に戻しておきます。
2.ミキシング
バター以外の材料を入れて、ニーダーで20分間捏ねます。
捏ね上げ温度が27℃前後になるよう材料の温度を調節して下さい。
※夏場など室温が高いとき(28℃以上)は、パンの出来上がりが悪くなるので、必ず冷水(約5℃)を使い、粉などの材料も冷しておきます。また、冬場など室温が低い(約10℃以下)ときは、ぬるま湯(約30℃)をお使いください。
※冷水は、あらかじめ冷蔵庫で冷した水に氷を入れると手軽に5℃以下に出来ます。
全体的に生地がまとまってきたら、細かく刻んだバターを入れます。
(捏ね始めてから5~10分を目安にして下さい。)
3.グルテンチェック
捏ね上がったら、写真のように生地をゆっくり引き延ばしてグルテンチェックをします。
薄い膜状に伸びればOKです。
4.発酵
離型油やショートニングをぬったボウルに、表面をキレイに丸めた生地を入れます。
温度32℃、湿度75%の発酵室で一次発酵を行います。
(40~60分間)
※発酵には、オーブンの発酵機能を使いましょう。機能が無い場合は、発泡スチロールやプラスチックの衣装ケースに、ボウルとお湯を入れたコップを入れて、簡易な発酵室を作りましょう。