ベーシックなパネットーネ
(パネトーネ)
イタリアで古くから愛され、主にクリスマス前に食べられてきた伝統的なパネットーネです。
漬け込みフルーツの熟成度合いや、生地との馴染み具合によって、時がたつにつれて変化する味わいを楽しめます。
中種法で作ることにより、しっとり柔らかな食感を長期間楽しめます。
中種法(オーバーナイト)とは
使用する小麦粉の50%以上と、イースト(酵母)と水を混ぜ合わせた後、発酵させて中種を作ります。そして中種に残りの材料を加えて本捏ねをして、生地を作る製法です。
材料 (2個分)
材料名 | 分量 |
---|---|
【本捏】 |
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中種 |
全量 |
70g |
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14g |
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30g |
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3.5g |
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4.6g |
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14g |
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70g |
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水(バジナージュ) |
14g |
84g |
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140g |
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160g |
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70g |
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【型】 |
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作り方
2.中種ミキシング
中種材料
材料名 | 分量 |
---|---|
【中種】 |
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280g |
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35g |
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35g |
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3.5g |
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0.7g |
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70g |
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水 |
126g |
56g |
・セミドライイーストを水で溶かしておきます。
・強力粉、パネトーネ種、上白糖、塩を入れてよく混ぜ合わせておきます。
ボウルにイースト溶液を入れ、混ぜておいた粉類、卵黄の順番で加えて、捏ねていきます。
ある程度なめらかな状態になってきたら、バターを加えて更に捏ねていき、綺麗に丸めて分量外の油脂を塗ったボウルに入れます。
3.フロアタイム(オーバーナイト)
冷蔵庫(約5℃)で一晩発酵させます。
4.復温
冷蔵庫から取り出し、生地の中心温度が約15℃になるまでしっかりと復温します。
5.本捏ミキシング
・セミドライイーストを水で溶かしておきます。
・強力粉、上白糖、トレハロース、塩を入れてよく混ぜ合わせておきます。
ボウルにイースト溶液を入れ、混ぜておいた粉類、ヨーグルトペースト、卵黄、復温した中種の順番で加えて、捏ねていきます。
ある程度なめらかな状態になってきたら、バターを加えて更に捏ねていきます。
その後、少しずつ水を加えて(バシナージュ)その都度しっかりと捏ね、再度なめらかな状態になれば、四角形になるようにめん棒で生地を延ばします。
延ばした生地の上に、漬け込んでおいたドライフルーツをのせて包み込み、生地をまとめます。
バシナージュ(加水法)
適量の加水で生地を作り、少しずつ水を足してミキシングしていくことで、小麦粉本来の吸水力以上の水分を生地に添加することが出来ます。
適量の加水で生地を作り、少しずつ水を足してミキシングしていくことで、小麦粉本来の吸水力以上の水分を生地に添加することが出来ます。