いも・くり・かぼちゃを詰め込んで、
秋の味覚を楽しむシュトレン
(シュトーレン)

ドイツの伝統的なクリスマス菓子のシュトレンに秋の味覚のいも、くり、かぼちゃを使って秋を味わうシュトレンはいかがですか。
紅茶リキュールで漬け込んだサヤキレーズンといちじくを生地に練りこみ、いも、くり、かぼちゃをそれぞれに包み込みます。
仕上げに野菜パウダー・栗粉で仕上げて、彩り鮮やかな見た目も楽しめるシュトレンです。
それぞれの素材の味わいや食感を食べ比べしてみませんか。

作り方

1.下準備

・シロップと紅茶リキュールを1:1で合わせたものにサヤキレーズンを1週間~10日間浸け込んでおきます。
・準強力粉(リスドオル)、グラニュー糖、トレハロース、塩をよく混ぜ合わせておきます。
・セミドライイーストを水で溶かしておきます。
・金時芋ダイスを解凍し、お好みで分量外の黒ゴマを振りかけておきます。
・栗甘露煮をざるに上げ、シロップを切っておきます。
・かぼちゃを解凍し、お好みのサイズにカットしておきます。
・いちじくを食べやすい大きさにカットしておきます。
・型の内側に離型油を吹き付けておきます。

2.ミキシング

混ぜ合わせておいた粉類にイースト溶液、常温に戻しておいた無塩バターを加え、混ぜ合わせます。
生地にバターがなじんだら、めん棒で広げサヤキレーズンといちじくを全体に半分程度のせ、左右の生地を中央で合わせて綴じます。

    秋の味覚がたっぷり3種のシュトレン

上から2/3程度、残りのサヤキレーズンといちじくをのせ手前から折りたたみ丸めます。

    秋の味覚がたっぷり3種のシュトレン
    秋の味覚がたっぷり3種のシュトレン

3.フロアタイム

温度32℃、湿度80%(発酵器)で約30分発酵させます。

    秋の味覚がたっぷり3種のシュトレン

4.分割

約100g(3玉)に分割し軽く丸めます。

    秋の味覚がたっぷり3種のシュトレン

5.成形

生地をめん棒で長方形になるように伸ばし、中央より手前に具材を並べ、手前の生地で具材を包むように折りたたみます。
折りたたんだ生地に沿うように残りの具材を並べ、奥の生地で全体を包むように折りたたみ生地を閉じます。
軽く転がして形を整え両端もしっかり綴じ、綴じ目が下になるように3連型に詰めます。

【金時芋ダイス】【かぼちゃ】を包み込む場合
    秋の味覚がたっぷり3種のシュトレン
    秋の味覚がたっぷり3種のシュトレン
    秋の味覚がたっぷり3種のシュトレン
【栗甘露煮】 を包み込む場合
    秋の味覚がたっぷり3種のシュトレン
    秋の味覚がたっぷり3種のシュトレン

    秋の味覚がたっぷり3種のシュトレン

6.ホイロ(最終発酵)

温度32℃、湿度80%(発酵器)で、約30分発酵させます。

    秋の味覚がたっぷり3種のシュトレン

7.焼成

180℃で予熱したオーブンに入れ、170℃で約30分焼成し、型を外して焼き色をつけます。

※オーブンの機種・小麦粉等の違いにより焼き上がり時間・焼き上がり方は異なります。お持ちのオーブンに合わせて、温度や時間を調節してください。

    秋の味覚がたっぷり3種のシュトレン
    秋の味覚がたっぷり3種のシュトレン

8.仕上げ

焼成後すぐに、あらかじめ溶かしたバターを刷毛で塗り、浸み込ませます。
しっかりとバターが浸透したら、グラニュー糖を全体にまぶします。

    秋の味覚がたっぷり3種のシュトレン
    秋の味覚がたっぷり3種のシュトレン

常温で半日馴染ませ粉砂糖をまぶします。

    秋の味覚がたっぷり3種のシュトレン

そのまま、常温で丸1日馴染ませます。
翌日、溶けない粉糖とそれぞれのパウダーを合わせたもの軽く振りかけ仕上げます。

・金時芋ダイス→溶けない粉糖 2(40g):紫芋パウダー 1(20g)
・栗甘露煮→溶けない粉糖 1(30g):栗粉 1(30g)
・かぼちゃ→溶けない粉糖 2(40g):かぼちゃパウダー 1(20g)

    秋の味覚がたっぷり3種のシュトレン
    秋の味覚がたっぷり3種のシュトレン

9.完成

    秋の味覚がたっぷり3種のシュトレン
    秋の味覚がたっぷり3種のシュトレン
    秋の味覚がたっぷり3種のシュトレン
    秋の味覚がたっぷり3種のシュトレン

備考
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