みなさまがルーペを選ぶポイントとして倍率は重要なものになると思います。
ここではその倍率に関しての注意点を説明いたします。
ルーペには倍率が表示してあります。例えば2倍や3倍などです。
しかし、実際にルーペを使用した時、「3倍のルーペを使用しているのに文字は3倍に見えない!」と言ったことがおきます。
ご経験はおありでしょうか?
この原因のひとつは、倍率が計算式によって表すものだからです。
計算式ですから答えはひとつになってしまいます。
しかし、ルーペは物からルーペのまでの距離と眼からルーペまでの距離で倍率は変わります。
よって実際は2倍のルーペでもルーペ、眼の位置によって2倍以上や2倍以下に見ることになります。
その他に、同じ2倍のルーペなのに対象物の見える大きささが少し違う感じになります。
この原因は、上記の原因の他に次の原因があります。
それは許容範囲です。ルーペの表示倍率には許容範囲があります。
例えば、2倍のルーペの場合は、実際の倍率が1.9〜2.1倍のものがあります。
ルーペの倍率は一般的に下記「ルーペの倍率計算方法」の表にある倍率で表示されるためこのようなことがおこります。
よって、表示されている倍率はあくまでも目安としてお考え下さい。 |