会津へいってきました 向 瀧 に泊まりました
大内宿にて

2012年 10月3日(水)〜5日(金)
会津震災復興販売力強化塾 のため 会津を訪れました



震災復興の特命を受けて

私のミッションはこのようなものでした… 『風評被害により厳しい経営環境にさらされている中、 高品質で魅力的な会津地域の商品のマーケティング・新規の販路を開拓し、全国に発信することで売上拡大や観光の復興につなげる講座』 そのセミナーの講師として御声がけを頂きました。深謝


老舗魂

「魂が宿る」といいますが、私の場合 それは老舗魂です。艱難辛苦にあいながらも 生き延びてきた店舗には 先人から受け継いできた「不屈の魂」が存在していると感じています。

会津の地も、様々な苦境にたたされながら 打ち克ってきた歴史があり、 その「魂」を誇りに ぜひ強い心で情報発信し続けてください。そういったメッセージが このレジュメに込めた思いです



平田さんと私

向瀧の平田裕一さん(写真右下)と私はドットコム繋がり。 インターネット黎明期より親交をあたためてきた盟友・親友であり、こうして福島で共演させて頂けるご縁に心から感謝です。

送る傘屋と待つ旅館。 歩んできた道はまったく違いますが、辿りついた「おもてなし」の境地は 見事なまでに一致。ずっと心の中で唱えてきたことが すべて確信にかわりました

講師の私自身が、一番学びの多い日ではなかったでしょうか



圧巻のねぎそば

三澤屋さんで「ネギそば」を頂きました。ネギを箸がわりにして蕎麦をからめて食べ、最後はネギまで 食べられるというユニークなもの。ただネギは上部がかなり辛いので完食リタイアしました。 普通のお箸も添えられますので、どうぞご安心を

この蕎麦の正式名は「高遠そば」会津松平家の初代藩主松平(保科)正之が、もとは信州高遠の城主であり、 高遠のお蕎麦を会津に伝えたことに由来するらしいです。

◆大内宿 三澤屋
〒969-5207 福島県南会津郡下郷町大内山本26-1
0241-68-2927



語り継がれる白虎隊の悲劇

日本人の心の中でずっと語り継がれる「白虎隊」の墓がある飯盛山。 ここから眺めた市中の火災で落城したものと思い込み、自刃により若き命を絶ちました。 平田さん曰く「あの時代にもしツイッターがあったら、彼らも生き延びたかもしれないね」と♪


嬉しい お便りが

「会津三泣き」を教えて頂きました。

会津に来た人が 最初はその『閉鎖的な人間関係』に泣き、 なじんでくると『人情の深さ』に泣き、 去るときは『会津人の人情』が忘れ難く泣く。 なるほど!皆さん律儀で意志が強く、それでいて情が深く優しいお人柄の方ばかりでした。

熱心にご聴講いただいた上、わざわざこんな嬉しい手書きのお礼状まで頂けますと、 感激で 思わず「会津四泣き」しております



会津の魂

福島へむかう東北新幹線の車中、偶然にも「会津特集」を掲載した車誌トランヴェールをゲット。 表紙に記載されている「時代を貫く、会津の魂」は、まさに今回の講演でもテーマとして お伝えしたかったことです。これはなかなか幸先良し!


熱き心で

傘屋の和ちゃんは「負けへんで」検索10年連続ナンバーワン。 柔らくしなやかな発想転換で 「マイナス100をプラス100に」「弱みを強みに」「逆風を順風に」かえて したたかに生き延びてきた私の経験を、熱く楽しく語らせていただきました。

共演の平田さんとあわせて四時間の長いセミナーにも関わらず、最後まで 熱き心でおつきあいくださった皆様に 最高の会津魂 福島魂を感じました



大内宿(おおうちじゅく)

講演翌日、限られた時間ではありましたが 平田さんの案内で 会津の観光スポットに繰り出しました。 最初に訪れたのは「大内宿」南会津の山中にあり、茅葺屋根の家が建ち並ぶ町です。

階段をのぼって子安観音堂付近から見下ろしたアングルが 特に人気が高く、 まるで江戸時代のジオラマをみているような 情緒溢れる写真を撮影できます



会津のシンボル 鶴ヶ城

葦名・伊達・蒲生・上杉・保科・松平と数多くの大名が治めた歴史がある鶴ヶ城は会津のシンボル。 戊辰戦争では旧幕府軍と新政府軍が激しく戦い最後には降伏したことは 特によく知られています。

ちょうど大河ドラマ「八重の桜」が始まるということで大変な盛況を呈しておりました。 天守閣内が博物館になっていて、城にまつわる歴史や新島八重の生涯を知ることができます。 ただ・・けっこう小さな文字情報が多いので 老眼初期の私達ふたり ちと疲れました(苦笑



不思議な建築 さざえ堂

その飯盛山の中腹にある「さざえ堂」。 上りと下りが全く別の通路で、参拝者がすれ違うこと無く安全にお参り(擬似三十三観音参り)ができるという 二重らせん構造の斜路をもつ特異な建物。実際に歩いてみると、あらためてその不思議さに驚きます

切符売り場のおばちゃんの「建物の構〜造〜をみていただくお堂です♪」の声がまるでエンドレステープのような趣があるのも 特筆に値します。って、これはどうでもいいことですがw



遂に全国行脚達成

1997年からはじめた傘屋の傍らの語り旅。 「和ちゃん、ちょっと話し聞かせてぇな。」そんな声あらば、 日本全国津々浦々、颯爽と旅に出る。鞄ひとつの講演行脚! 縁あって訪れた地はどの町も忘れ難く、出あったどの人も素晴らしく、

今回の福島県でとうとう全都道府県行脚を達成させていただくことが出来ました。心より感謝をいたします。 これからも「私だけにしか語れないこと」を伝え続けるために、ネット商人の語り部として皆様の町を訪れますので、 どうぞよろしくお願いします



会津の写真で最もお気に入りの一枚!撮影は平田@向瀧さん。大内宿で たまたま結婚式に遭遇した時のショット
茅葺、籠、花、空、白無垢、紋付袴、そしてそこに映える和傘の赤。見事なまでに「和」の彩りが響きあっています
日本に生まれたよろこびを心から感じる写真ですね。おふたりの幸せが和傘のように『末広がり』になりますように




会津へいってきました 向 瀧 に泊まりました

傘の心斎橋みや竹

Copyright © Miyatake All rights reserved.


||心斎橋みや竹カテゴリー別商品一覧 || 職人別おすすめ商品一覧||