時計をお求めのお客様へ

故障かな?と思ったら・・・

故障かな?と思ったら・・・

「生活」や「使用環境」が原因で生じる不具合(修理を必要としないケース)

注意No 症状 考えられる原因 説明
1 止まる/進み/遅れ 磁気帯び 電化製品や磁石等が発する磁気で起こります。(磁気が残留し、その後も続く場合は修理が必要です)
ゼンマイの巻上不足
※自動巻のみ
ゼンマイの巻上げ量が不足している場合にのみ起こります。
2 進み 激しい動き
※機械時計のみ
時計を着けたままでスポーツなどの激しい動きをすると、激しい動きをしている間、一時的に進みが生じることがあります。
一般的なヒゲ絡み
※機械時計のみ
一時的にテンプのヒゲゼンマイが絡まる不具合です。稀に、何かの拍子で元に戻ることがあります。
3 進み/遅れ 気温差 およそ0度~40度の範囲を超えた状況下におかれた場合にのみ生じます。常温に戻すと正常に作動します。
時計内の空気に含まれる湿気が、温度差によって一時的に結露として現れる場合があります。(水滴になるなど、いつまでも取れない場合は修理が必要です)
くもり

「衝撃」によって生じる不具合(修理が必要なケース)

注意No 症状 考えられる原因 説明
4 止まる/進み/遅れ ショックバネ外れ
※機械時計のみ
ショックバネとは、その名の通り耐衝撃用のエスケープバネです。
このバネは、テンプという高価な部品の破損を防ぐため、時計が衝撃を受けると外れる仕組みになっています。バネが外れると同時に時計は止まります。衝撃が強く、ショックバネだけで逃げ切れない場合はテンプが破損する場合があります。
また、バネが外れるほどの衝撃でない場合は、完全にバネが外れず動き続けますが、大幅な精度不良が生じます。
5 進み ヒゲ絡み
※機械時計のみ
機械時計の調速機構には、テンプという部品が使われています。
このテンプは往復運動によって時計の動きを制御していますが、この往復運動はヒゲゼンマイと呼ばれるゼンマイの動きで可能になっています。ヒゲゼンマイは大変繊細な部品で、時計が強いショックを受けた場合にはショックの拍子に絡まってしまうことがあります。

「誤操作」によって生じる不具合(修理が必要なケース)

注意No 症状 考えられる原因 説明
6 りゅうず カレンダー不良 カレンダー操作禁止時間帯で操作した可能性があります。 PM8時~AM4時の間でのカレンダー操作は故障の原因になります。

7

りゅうずが抜けた りゅうずを引っ張り過ぎたことが原因でオシドリ(内装部品)が破損した可能性があります。
8 巻芯が折れた 無理な力によって、負荷に耐え切れず折れた可能性があります。
9 回転式ベゼル 片方向しか回らないはずのベゼルが両方向に回るようになった
可動式のベゼルであるため、板バネやピンなどといった小部品で留められているものが大半で、小部品は決して頑強なパーツではありません。そのため、逆方向に回すなどの無理な力が加わると、ベゼルを留めている小部品が破損し、両方向に回転したり、外れてしまう場合があります。

クォーツ時計の電池

ご購入いただいた時計に組み込まれている電池は動作確認用のモニター用電池です。そのため、ご購入後短期間で停止する事があります。あらかじめご了承ください。

修理について

当サイトでご購入いただいた商品につきまして、万一故障や不具合が発生した場合は、保証書記載の規定に基づいて修理いたします。事前にご連絡の上、Joshin web事務局へお送りください。

紛失のおそれがありますので、必ず事前にご連絡いただきますようお願いいたします。修理品をお送りいただく際には、保証期間に関わらず、必ずメーカー保証書と弊社発行の保証書(腕時計の場合のみ)をお送りください。保証書がない場合、修理・調整をお引き受けできない場合や修理代金が割高になる場合がございます。

腕時計取扱い店舗のみ、店頭にて修理を承ります。修理をご依頼の際は、メーカー保証書弊社ロングラン保証書の2枚をご用意ください。

針のずれ・指示誤差について

自動車のハンドルに「あそび」があるように、時計の歯車どうしの噛み合いの部分にも、時計を衝撃から守り、歯車が滑らかに動くための隙間があります。 この隙間を「バックラッシュ」と言います。この「バックラッシュ」のために、ある程度の針ずれは構造的に存在し、異常ではありません。(電波時計であっても、アナログ時計であれば同様に存在します。) また、「バックラッシュ」による針の目盛りとの微妙なずれは、重力の影響を受けるため、ずれ幅は目盛りの位置によって異なります。 そのため、「針ずれ・指示誤差」につきましては、初期不良と認められません。

電波受信について

電波受信ができない場合、標準電波に影響を与える電波ノイズの可能性があります。時計の近くに電波を妨害するもの(金属製のもの)や、電波ノイズを発生するもの(家電製品)が無いほど受信しやすくなります。

例えば、時計を隣同士に置いても壁内の鉄骨の位置や時計内部のアンテナ位置によって受信の可否が変わることがあります。電波の状況は常に一定の状態ではありません。設置場所がほんのわずか違うだけで受信に成功したり、失敗したりする場合があります。また、場所の他に時間帯による変化もあります。

一般的には、電波送信所の方向の窓際で、金属製品や家電が近くになく、無線LANなどの電波が少ない夜間が最も受信しやすい状況です。ただし、この範囲内でも周辺の環境、時間帯や季節変化、気象などの条件により受信できない場合があります。

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