水素水の見極め方
同じ水素水でも内容はピンキリ？
水素水が健康に良いことがわかり、最近は、水素水と名がつく商品が数多く出回っています。しかし、生成方法が明確でない水素水や、生成方法の安全性に疑問がある水素水生成機があるほか、アルカリイオン水整水器をあたかも水素水生成機として販売しているお店があるなど、実態は、まさに玉石混交です。『健康のために水素水を飲もう』と思い立った方が、ベストな商品選択ができるよう、水素水選びのチェックポイントを整理しました。皆様のお役にたてれば幸いです。
チェックポイント1＝水素水の弱点は?
水素水に含まれる水素は、空気・熱・光に弱く、保存方法によって異なるものの、時間の経過と共に必ず減少していきます。透明なペットボトルが水素水の容器として使われないのは、簡単に水素が抜けてしまうからです。
最近、ある程度水素の減衰を抑えることができる真空アルミパウチもでてきましたが、できたての状態を そのまま長期間維持することはできません。
これらを考えれば、自分で水素水をつくってすぐに飲むのがベストですが、どうしても持ち運びが必要な場合は、水素水専用の容器（500mlサイズの単価1000円程度）を使うことをお勧めします。
チェックポイント2＝クォリティの高い水素水の単位と数値
健康を目的として水素水をお飲みいただく場合は、複数の商品を慎重に比較されることをお勧めしますが、健康のためには、水素水のクォリティを表す単位と数値を知ることが必要不可欠となります。
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１．還元力が強いこと
還元とは酸化の反意語で、その物質が他の物質を酸化しやすい状態にあるのか、酸化しにくい状態にあるのかを示す指標で、酸化還元電位（単位：mv）で表されます。数値が高ければ高いほど酸化力が強く、低ければ低いほど還元力が強い事を意味します。マイナスが大きくなるほど還元力が大きくなり、活性酸素を消す力が強くなりますが、アルカリ性が強すぎると飲用に適さなくなります。（��の項参照） -600mv程度の還元力があれば、最強レベルといえます。
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２．溶存水素の量が多いこと
水素水に含まれる水素の量は、濃度を表す単位ppmによって表されます。1ppmは、100万分の1であり、数値が大きいほど溶存水素が多いことを示します。理科年表によれば、常温・常圧における水素飽和濃度は1.6ppmですので、この数値がほぼ最高値となります。
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３．水素イオン濃度指数が中性であること（= pH値）
物質の酸性、アルカリ性の度合いを示す数値でピーエイチまたはペーハーと読みます。 主に水溶液中での値を0から14までの数値で表し、pH=7 が中性です。pH値が小さくなればなるほど酸性が強く、逆にpH値が大きくなればなるほどアルカリ性が強くなります。人体の生体水は中性なので、水素水も中性領域であることが望ましい状態です。
チェックポイント3＝経済性
病気の予防など、健康を目的に水素水を飲む場合、『継続すること』がとても大切です。そのためには長いスパンで出費を比較する必要があります。１人1本300円の水素水を毎日購入して1年間飲めば約11万円、２人で2年間飲めば、約44万円必要となります。これに対して、水素水生成機はやや高額で、高性能なアキュエラ・ブルーは29.2万円を要します。ただ、3年、5年と続けていくことを考えれば、いつでも好きなだけ高濃度な水素をつくることができる水素水生成機であれば、結局は費用対効果が大きくなります。
一時的な出費としてはアキュエラ・ブルーは高額なため、迷う方が多いのは確かです。しかし、コストパフォーマンスからみれば決して高くはない。本当に効果を望んでいる方には、迷わずお薦めしています。
