ワイン生産というと、

一見華やかに見える秋の収穫や醸造を思いうかべますが、

ワイン造りは真冬の畑での地味な作業から始まっています。

秀逸なワインは1年間積み重ねた地味な作業の集大成なのです。

そんなぶどう畑や仕事の様子を2005年の1年間!

現地からレポートしていただけることになりました!
■今回は第三弾!【展葉期 編】です。

 


>>>  http://www.rakuten.co.jp/iketome/1111177/1093930/



▲2003晩秋にはお客様とスーザを訪れました。
   地下熟成庫を案内していただき、エッリックさんの話に
     皆さん真剣に聞き入っているご様子です!
アヴィーズ村にある家族経営のシャンパーニュ生産者「シャンパーニュ・ド・スーザ」は、小規模ながら現地では高品質なシャンパーニュを生産する蔵元として有名です。

今年、オーナーのエリックさんと長女シャルロットさんが、現地から皆さんに近況をレポートしてくれることになりました。

四季を通じてぶどう畑の変化や畑仕事の様子などを、写真とともに報告してくれる予定です。

どうぞご期待ください!

   
■この秋!第二回フランスワイナリー巡りツアー開催決定!

 ▼ 店長がご案内する、フランスのワイナリー巡りの旅をしませんか?


・開催期間:2005.10.06(木)〜13(木)
・訪問(予定)地:ボルドー、ラングドック、プロヴァンス
・費用(成田発):35万円以下になると思われます。
・定員:25名様まで(お一人様でも出発いたします。)

ご興味ございます方は、内容が決まり次第お知らせいたしますので

「第二回フランスワイナリー巡り」に興味あり!

と表記の上 web-master@iketome.co.jp までご連絡下さい。

企画メールをお届けいたします。



第三弾! ▼展葉期 編です。      
 ▼  Words by エリック・ド・スーザ



【1】エリック氏 と 息子の「ヴァランタン」君です

右の写真で、畝に生えているのは秋に種をまいたライ麦です。畑の土の通気性をよくする目的で植えていますが、あまり大きくなりすぎてぶどうの生育の妨げにならないよう、もうじき刈り取ってしまわなければなりません。

 



【2】 コート・デ・ブランの丘、シャルドネの樹です。
4月末からしばらく、気温の高い日が続いたため、ぶどうの生育がスピードアップしました。
これだけ暖かくなれば、春先に心配な霜害の危険は、もう去ったと考えてよいと思います。

 


【3】上の写真【1】【2】、アヴィス村とは
      展葉の様子が随分異なりますね。
左及び下の写真は、昨年から栽培を始めたメニル・シュール・オジェ村のグラン・クリュ畑ですが、No.2でお伝えした「ボアルミ」という、ぶどうの芽を食べる虫によって特に大きく被害を受けました。

他の畑の樹に比べて葉の数が極端に少ないのがお分かりになりますか?

 



【4】できる限り自然に任せる!、エリックの哲学とシャンパーニュの
  気候風土が、あのエレガントな香味を産み出します♪

私の畑では農薬、除草剤、化学肥料等の化学的な物質を一切使わずに、できるだけ自然な形で栽培を行っているため、この「ボアルミ」に対しても特別な対策は取りませんでした。
それをよいことに「ボアルミ」は、どんどんぶどうの芽を食べてしまったのです!
ただ、芽は食べられてしまいましたが、ぶどうの品質には全く問題ありません。1本の樹になる実が少なくなるため、凝縮感の高いぶどうが期待できます。
しかし、収穫量が少なすぎても今度は経営的に問題が起きてしまいます。何事も“過ぎたるは及ばざるが如し”、バランスが大切ですね。
    エリック・ド・スーザ
【5】赤の点線内、「ボアルミ」は細い枝のようですネ。


  ☆良いワインは良い葡萄からしか生まれません!

  毎年こうした“畑”作業があるからこそ

  美味しい葡萄で、美味しいワインができるのです!

 
今年2005年、天候と運に恵まれ、もしも最高葡萄が収穫できたなら・・・・

あなたも稀少なヴィンテージ・シャンパンができるまでの目撃者ですね(笑)

それでは、不定期配信となりますが、収穫の秋までスーザの葡萄栽培をレポートさせていただきます!
 
■次回もお楽しみに! 
 
 >>>シャンパーニュ・ドゥ・スーザはこちらから!
 
前回耕作編 開花編
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■ “シャンパーニュ・ドゥ・スーザ”は フランスを代表する ワイン・ガイドブック でも高評価!

 
■2005年版「ル・クラスマン」が発売10周年を記念して

 組んだ巻頭特集は →→ 【「偉大な生産者20人」!】

 なんと! そのうちの一人は!


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     ★「ドゥ・スーザ」の「エリック氏」です!! \(^O^)

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他には・・・

 ・ビオディナミの伝道師「ニコラ ジョリー」 
 ・ボルドーの「Ch.ラフィット ロートシルト」や「オーゾンヌ」
 ・コート デュ ローヌの「ギガル」
 
などなど、 世界中で最高の評価を受ける蔵元が選ばれています。

▼ル・クラスマン2005巻頭特集!1996〜2005の10年間で選ばれた【偉大なる生産者20人!】

■DE SOUSA (CHAMPAGNE)
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▼〜〜〜〜〜〜要約〜〜〜〜〜〜〜▼

アヴィーズ村で「オート・クチュール」シャンパニュ、
あるいは「テロワール(を表現する)」シャンパーニュを造ると言われる、「エリック・ド・スーザ」「アンセルム・セロス」のライバルにあたるとされているが、「ド・スーザ」のシャンパーニュはセロスと同じ流儀ではない。生産者価格を度外視し、原料を厳選して造る
希少性の高い「オート・クチュール的」シャンパーニュ
は人気とともに高価になっている。

しかし、エリックは「テロワール」に愛着を持ち、可能な限りその良さを引き出す醸造をしつつ、「大勢の人に飲んでもらえる適正な価格のシャンパーニュ」を目指している。

「キュベ・デ・コダリー」はこの点を上手く両立させている。そう言う意味では、実践的な栽培をする「企業家」であり、質と価格のバランスを考慮して消費者とコミュニケーションできる人物だと言える。

「テロワール」を愛するがゆえ、樹齢の古い木を守り続け、以前にもまして丹念な栽培を行っている。

葡萄が完熟するまで待ち、醸造中は出来る限り技術面での介入をしない。「ブリュット・トラディション」でさえ、※ブリュット・トラディション=スーザのスタンダード・シャンパン

平均的生産者のトップ・キュベに値する素晴らしい出来栄え。この点は特に高く評価されるべきであり、
また他の生産者のお手本となるべき点である。
 
1996
■Domaine Zind Humbrecht (ALSACE)
■Domaine Richaud (VALEE DU RHONE)

1997
■Domaine Guffens-Heynen et Verget (BOURGOGNE)
■Domaine GAUBY(Roussillon)
1998
■Ch.Lafite (BORDEAUX)
■Domaine Goisot (BOURGOGNE)
1999
■Domaine Weinbach (ALSACE)
■ Domaine Arena (CORSE)
2000
■Domaine Denis Mortet (BOURGOGNE)
■Ch.Tirecul Lagraviere (SUD-OUEST)
2001
■Ch.Ausone (BORDEAUX)
■Domaine Labet pere et fils (JURA)
2002
■COULLE DE SERRANT (VALLEE DE LA LOIRE)
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■Domaine Louis Magnin (SAVOIE)
2003
■Clos de Tart (BOURGOGNE)
■DE SOUSA (CHAMPAGNE)
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2004
■Domaine William Fevre (BOURGOGNE)
■Dupere-Barrera (PROVENCE)
2005
■E.Guigal (VALLEE DU RHONE)
■Domaine Champs des Soeurs (LANGUEDOC)