ワイン生産というと、

一見華やかに見える秋の収穫や醸造を思いうかべますが、

ワイン造りは真冬の畑での地味な作業から始まっています。

秀逸なワインは1年間積み重ねた地味な作業の集大成なのです。

そんなぶどう畑や仕事の様子を2005年の1年間!

現地からレポートしていただけることになりました!
■今回は第二弾!【耕作編】です。 >>>第一弾【剪定編】はコチラから!

 


>>>  http://www.rakuten.co.jp/iketome/1111177/1093930/



■2003晩秋にはお客様とスーザを訪れました。
   昼食をごちそうになり皆さん大満足のご様子です!
     もちろん昼食からシャンパン沢山いただきました(笑)
アヴィーズ村にある家族経営のシャンパーニュ生産者「シャンパーニュ・ド・スーザ」は、小規模ながら現地では高品質なシャンパーニュを生産する蔵元として有名です。

今年、オーナーのエリックさんと長女シャルロットさんが、現地から皆さんに近況をレポートしてくれることになりました。

四季を通じてぶどう畑の変化や畑仕事の様子などを、写真とともに報告してくれる予定です。

どうぞご期待ください!

■第二回フランスワイナリー巡りツアーも企画したいと考えております。

  ご興味ございます方は、内容が決まり次第お知らせいたしますので

   「第二回フランスワイナリー巡り」に興味あり!とだけ表記の上

     web-master@iketome.co.jp までご連絡下さい。企画メールをお届けいたします。


第二弾! ▼耕作編です。      
 ▼  Words by エリック・ド・スーザ



【1】鉄のワイヤーにひもでくくりつけられた枝。
   分かれた枝の先にはもう新芽が出ているのが見えます。
長かった冬も終わり、シャンパーニュ地方にも待ちに待った春が訪れました。

剪定作業後の畑仕事としては、剪定した後に残った若枝をワイヤーにくくりつける作業「Liageリアージュ」があります。

この作業の目的は、一つには強風によって枝が折れるのを防ぐことと、もう一つにはぶどう樹の形を整えることにあります。

そうしないと、枝があちこちに伸び放題に育ってしまい、健全な生育の妨げになる恐れがあるからです。

 



【2】ぶどうの枝にそっくりな「ボアルミ」。
  どこにいるか分かりますか?
暖かくなると出てくるのが、「ボアルミ」という名前のイモムシです。

この虫は、出てきたばかりの芽を食べてしまう、やっかいものです。

 



【3】黒く見える部分は、芽を食べられたため
   穴があいてしまったところです。
一度食べられたところからは、二度と芽が出ません。

中には殺虫剤を使って対処する生産者もいますが、私は自然に任せ、特別な措置は取っていません。


 



【4】写真ではちょっと分かりにくいかもしれませんが、
   耕されて空気が十分に含まれた状態の土です。
 
  スーザの畑を歩くと、まるで高級絨毯の上を
   歩いているかのような“ふわふわ感”です。
またこの時期に行う作業として、「Labourラブール」(=耕作)があります。
通常は4月1日〜15日の間に作業することが多いのですが、今年は例年より早く暖かくなったので、3月末に作業を行いました。


いまでも馬を使って耕す生産者もいるようですが、私が使っているのは小型のトラクターです。


大型で重量のあるものは、畑の土をカチコチに固めてしまうため使いません。

畑を耕す目的は、大きく分けて2つあります。

まず1つ目は、これから暑くなる季節に備え、畑を健全な状態に保つため。



     
雑草は、多少であれば生態系を活性化し微生物を増やす等良い影響をもたらしますが、南仏に比べて雨が多く湿度の高いシャンパーニュ地方では、特に雑草が生えやすいので、畑にはびこらないようすき込む必要があります。

2つ目は、畑の表面近くに張っている細かな根を切るため。

こうすることによって、樹はより深いところに根を伸ばし、土壌から来る個性をより生き生きと、ぶどうの味わいの中に再現することができるからです。

この地道な作業が、秋の収穫の成功に大きく関わっているのです。

 by エリック・ド・スーザ


  ☆良いワインは良い葡萄からしか生まれません!

  毎年こうした“畑”作業があるからこそ

  美味しい葡萄で美味しいワインができるのです!

 
今年2005年、天候と運に恵まれ、もしも最高葡萄が収穫できたなら・・・・

あなたも稀少なヴィンテージ・シャンパンができるまでの目撃者です(笑)

それでは、不定期配信となりますが、収穫の秋までスーザの葡萄栽培をレポートさせていただきます!
 
■次回もお楽しみに! 
 
>>>第一弾【剪定編】はコチラから!
 
第一回 剪定編 第三回 展葉期編
>>>シャンパーニュ・ドゥ・スーザはこちらから!




■ “シャンパーニュ・ドゥ・スーザ”は フランスを代表する ワイン・ガイドブック でも高評価!

 
■2005年版「ル・クラスマン」が発売10周年を記念して

 組んだ巻頭特集は →→ 【「偉大な生産者20人」!】

 なんと! そのうちの一人は!


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     ★「ドゥ・スーザ」の「エリック氏」です!! \(^O^)

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他には・・・

 ・ビオディナミの伝道師「ニコラ ジョリー」 
 ・ボルドーの「Ch.ラフィット ロートシルト」や「オーゾンヌ」
 ・コート デュ ローヌの「ギガル」
 
などなど、 世界中で最高の評価を受ける蔵元が選ばれています。

▼ル・クラスマン2005巻頭特集!1996〜2005の10年間で選ばれた【偉大なる生産者20人!】

■DE SOUSA (CHAMPAGNE)
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▼〜〜〜〜〜〜要約〜〜〜〜〜〜〜▼

アヴィーズ村で「オート・クチュール」シャンパニュ、
あるいは「テロワール(を表現する)」シャンパーニュを造ると言われる、「エリック・ド・スーザ」「アンセルム・セロス」のライバルにあたるとされているが、「ド・スーザ」のシャンパーニュはセロスと同じ流儀ではない。生産者価格を度外視し、原料を厳選して造る
希少性の高い「オート・クチュール的」シャンパーニュ
は人気とともに高価になっている。

しかし、エリックは「テロワール」に愛着を持ち、可能な限りその良さを引き出す醸造をしつつ、「大勢の人に飲んでもらえる適正な価格のシャンパーニュ」を目指している。

「キュベ・デ・コダリー」はこの点を上手く両立させている。そう言う意味では、実践的な栽培をする「企業家」であり、質と価格のバランスを考慮して消費者とコミュニケーションできる人物だと言える。

「テロワール」を愛するがゆえ、樹齢の古い木を守り続け、以前にもまして丹念な栽培を行っている。

葡萄が完熟するまで待ち、醸造中は出来る限り技術面での介入をしない。「ブリュット・トラディション」でさえ、※ブリュット・トラディション=スーザのスタンダード・シャンパン

平均的生産者のトップ・キュベに値する素晴らしい出来栄え。この点は特に高く評価されるべきであり、
また他の生産者のお手本となるべき点である。
 
1996
■Domaine Zind Humbrecht (ALSACE)
■Domaine Richaud (VALEE DU RHONE)

1997
■Domaine Guffens-Heynen et Verget (BOURGOGNE)
■Domaine GAUBY(Roussillon)
1998
■Ch.Lafite (BORDEAUX)
■Domaine Goisot (BOURGOGNE)
1999
■Domaine Weinbach (ALSACE)
■ Domaine Arena (CORSE)
2000
■Domaine Denis Mortet (BOURGOGNE)
■Ch.Tirecul Lagraviere (SUD-OUEST)
2001
■Ch.Ausone (BORDEAUX)
■Domaine Labet pere et fils (JURA)
2002
■COULLE DE SERRANT (VALLEE DE LA LOIRE)
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■Domaine Louis Magnin (SAVOIE)
2003
■Clos de Tart (BOURGOGNE)
■DE SOUSA (CHAMPAGNE)
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2004
■Domaine William Fevre (BOURGOGNE)
■Dupere-Barrera (PROVENCE)
2005
■E.Guigal (VALLEE DU RHONE)
■Domaine Champs des Soeurs (LANGUEDOC)

>>>第一弾【剪定編】はコチラから!

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