LOUIS VUITTON Life〜ルイ・ヴィトンと暮らす〜

業界関係者に聞くハイブランド/ルイ・ヴィトンについて。-前半-(デザイナー編)

デザイナー高柳克史。

アパレル本社勤務のちに独立。現在はウィメンズブランドのデザイナー。

- ファッションに目覚めたきっかけは何ですか?

高校の時女の子に振られて、カッコよくなりたくてファッションに興味を持しました。
高3の時プロのサッカー選手目指してたんですけど、どうやらプロの道は険しいって自分で気付いたみたいで、2番目に好きなファッションでプロになろうって。
高校の時は北海道の千歳って街にいて、休日は札幌まで繰り出してお洒落を楽しんで近くの公園に集まってました。

- 好きなスタイルはどんなものですか?

物心ついた頃から美少年ではなかったので。笑。男らしくてシンプルで力強い感じが好き。でも最終的には自分で出せる雰囲気っていうのが一番その人を左右すると思います。

- ハイブランドはお好きですか?

Tシャツとデニム1本でカッコよくできれば良いんですけどね、そこまでまだ到達できない自分を補足してくれるのがハイブランドですね。
僕はデザイナーなので物造りの過程を知っている分、やっぱり高いものは縫製が丁寧とか素材が良いのがわかるし、時間かけてるのが見えてくるっていうのはハイブランドじゃないと出せないと思います。

- 10代の時、初めて手に入れた高額なものは何ですか?

高校生の時にどうしても欲しいハイブランドのブーツがあって、極限までご飯抜いて食費を貯めてました。当時8万円だったので、かなり頑張りました。笑。

- ルイ・ヴィトンをどう思いますか?

使い方によってはまた一周して、今はすごく新鮮にも見せられると思う。クラシックなモノグラムはいろんな形があるので色々なスタイリングが楽しめます。