彼らにとっては、ターコイズは「水の色と空の色」を表すことから、とても大切なもので、神聖な石とされています。
ナバホには、ターコイズの伝説があり、最初の男と女が現れたときに太陽を創り、そしてその太陽の周りを丸く削ったターコイズの石で飾ったと言われています。
また、災いを退ける力があるとして、お守りにしたり、メディスンマン(祈祷師)などは、このターコイズをパワーの象徴としています。今でも、儀式などで、ナバホ族は秋の収穫際などで、天の恵みに感謝を捧げるために、大地にひと粒のターコイズを返したりしているのです。
そんな大切なターコイズから作られているのが、インディアンジュエリーのひとつです。 このように、大切な感謝の心などを常に意識して生きている、ネイティブアメリカンの人々は、会うとどこかほっとするような雰囲気を持った、不思議な人々です。そこには、言葉はいらないような気がします。 |