インディアンジュエリーとは
インディアンジュエリーについて
 インディアンジュエリーと言えば、「ターコイズ」が有名ですが、この「ターコイズ」を使ってジュエリーを作り続けている主な部族が、ナバホ族です。インディアンジュエリーの種類としては、このナバホ族の作品と、ズニ族、ホピ族、サントドミンゴ族、イレスタ族などがありますが、現在当店で取り扱っているのは、ナバホ、ホピ、ズニの3種類です。それぞれの種類の特徴をまとめると、以下のようになります。
ナバホ ナバホイメージ
ネイティブアメリカンの中で、インディアンジュエリーを作り始めたのは、ナバホが一番早く、初期の頃は、ただ単にハンマーなどでたたいて加工するものや、カッティングしただけのものが多かったのですが、ハンダづけの技法を覚えてからは、シルバーの上にターコイズの石をセットすることが出来るようになり、シルバーを2枚重ねるオーバーレイの技法を得意としてからは、シルバーの材料を複雑な形にカットして、いろいろなデザインのジュエリーが作られ、現在に至っています。
ホピイメージ ホピ
20世紀のはじめ頃、ナバホ族からジュエリー作りの方法を教わり、その後、すぐに技術を発達させました。ナバホと同じ、オーバーレイ(シルバーを2枚重ねて作る技法で、きり絵のようなデザインを切り抜いたもう一枚の板を上からかぶせることからきた名前)技法で腕を上げ、今では、とても優れた技術となっており、ホピの特徴的な技法となっています。インディアンジュエリーの中でも、代表する技法となっています。
ズニ ズニイメージ
ズニには、ふたつの得意な技法があり、「インレイ」と呼ばれるものと、「ニードルポイント」ものがあります。 「インレイ」とははめ込むという意味で、枠の中にターコイズなどの石をはめ込み、表面を磨いて滑らかにしていきます。中でも、太陽のカチナ(カチナとは神様のこと)をモチーフにしてあるもので、サンゴ石の赤、ジェットストーンの黒、ターコイズの青とマルチカラーの石をインレイして作り上げているものは、とても有名です。 「ニードルポイント」とは、針の先という意味で、小さな石を留め金にはめて、花びらが集まった形に組んであるものが、この技法ですが、この技法で、指輪や、ブレスレットにしたり、つなげてネックレスにしたりしているのが特徴です。
イレスタ
イレスタ族は、歴史上、特にホピ族との関係が強く、かれらのジュエリーにもその影響が多くあります。特に、羽根をモチーフにした作品が多く作られています。
サントドミンゴ
サントドミンゴのジュエリーの特徴は、ターコイズをビーズ状に加工して作るところです。ビーズ形のネックレスなどが有名です。
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