2020.06.05

女性の育毛を考えた、シャンプーの正しい選び方

健康で美しい髪を育てる基本は「正しいシャンプー選び」
スキンケアもヘアケアも「洗うこと」から始まります。
大切なのは、髪や頭皮に必要なうるおいを守りながら、きちんと汚れを落として清潔にすること。
肌のためを考えて洗顔料を選ぶのと同じように、シャンプーも髪と頭皮のためを考えて選びましょう。

シャンプー選びのポイント1:成分表示の見方を知ろう!

シャンプーを選ぶにあたって、まずは成分表示の見方を知りましょう。

成分表示は正しくは「全成分表示」といいます。
スキンケア用品やメイクアップ用品、シャンプーや石けん、歯磨きなど薬機法(医薬品医療機器等法)で定められた「化粧品」は、配合されているすべての成分を容器や箱に表示することが義務づけられています。

化粧品の全成分は配合量の多い順に記載されるのが基本です。 なので、最初は水(または水分)で全体の60~70%。

次に多いのが界面活性剤と呼ばれる洗浄成分で、全体の約20~30%。
残りの20~10%が保湿剤や油分、香料、着色料などの「その他成分」です。

1%以下の成分と着色剤は順不同に記載してOKなので、ほとんどの場合「その他成分」は配合量順には並んでいません。
メーカー側のおすすめ成分や一般的によく知られている成分を先に記載してているケースが多く見られます。

シャンプー選びのポイント2:界面活性剤で決まる「○○系」

シャンプーの全成分表示で、水の次に記載されているのが界面活性剤です。
界面活性剤はシャンプーの主成分で、洗浄成分のこと。
汚れを落とすのに重要な役割を果たす成分です。

界面活性剤は、大きく分けて①石油系 ➁石鹸系 ③アミノ酸系 の3種類あります。

それぞれの特徴は

石油系
泡立ちがよく洗浄力が強い。油分を取りすぎて頭皮が乾燥することも
石鹸系
洗浄力が非常に強い。アルカリ性で敏感肌の人は荒れてしまうことも
アミノ酸系
穏やかな洗浄力でうるおいも補充。洗浄力が弱すぎるとベタつくことも

この中で一番おすすめなのがアミノ酸系界面活性剤を使ったシャンプーです。
代表的なアミノ酸系界面活性剤が「ラウロイルメチルタウリンNa」
低刺激だからデリケートな肌にも。
しっとりまとまりやすい髪に仕上がり、広がりやすい髪を落ち着かせる効果もあります。

シャンプーの界面活性剤は数種類配合されていることが多く、その組み合わせとバランスも重要。

ただ、界面活性剤には多くの種類があり、②の石けんはわかりやすいものの、①か③のどれなのか成分名からはわかりにくいのが現実。
成分に自信のあるシャンプーなら「アミノ酸系界面活性剤」とうたっていますので、それを目安に選んでください。

シャンプー選びのポイント3:やっぱり「ノンシリコン」

近年、シャンプーの主流は「ノンシリコン」
シリコンが入っていないという意味ですね。

シリコンには皮膜を作る作用があり、崩れにくいことをうたっているファンデーションには、ほぼシリコンが配合されています。

シリコンの成分名は、ジメチコン、シクロメチコン、フェニルトリメチコン、シリカ、シリル、シロキ、シランなど。
シャンプーに配合すると、キューティクルが剥がれたりめくれたりしているダメージヘアの表面をコーティングして、なめらかにする作用があります。

シャンプー後の髪の手ざわりがなめらかになるのは、うれしい気がしますが、シリコンは天然には存在しない化学物質
肌や髪につくと通常のシャンプーでは落としきれず、表面に蓄積します。

髪だけをコーティングするならまだしも、問題なのは、当然ながら頭皮もコーティングされてしまうこと。
毛穴に詰まると、髪の根元にある毛母細胞(髪の製造工場)の働きが低下して、健康な髪が育ちにくくなってしまうのです。

感触がなめらかになるので髪を洗う時のきしみが抑えられるという説もありますが、髪と頭皮を清潔にするためのものなのに、成分が残ってしまっては本末転倒。
見せかけのなめらかさ」に惑わされないようにしましょう。

シャンプー選びのポイント4:「その他成分」も見極めて

髪や頭皮のことを考えれば、界面活性剤以外の成分にもこだわって選びたいもの。
天然の、中でも植物由来の成分が髪や頭皮にやさしいといわれています。

わかりやすいのは、植物から抽出したエキスやオイル。
オイル(油分)は、ホホバ油やオリーブ油などが植物性で、鉱物油やミネラルオイルは鉱物性です。
鉱物油はコストが安いので、安価なシャンプーに多く採用されています。

洗浄力が穏やかなアミノ酸系界面活性剤配合のシャンプーですが、頭皮を健康に保つには古くなった角質をすみやかに取り除いてあげることも大切。
本来、剥がれ落ちるべき角質が頭皮の表面にたまっていると毛穴がふさがり、新しい髪が作られる邪魔をしてしまうからです。

そこで活躍するのがパパイン酵素
パパイン酵素は洗顔料にも使われるタンパク質分解酵素で、こすって落とすのではなく、酵素のチカラで古くなった角質を分解し、穏やかに取り除いてくれます。

いかがですか?
あなたのお使いのシャンプーは当てはまっていますか?
ぜひ、次にシャンプーを買う時の参考にしてください。

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