スケッチを描いて、出来上がりをイメージする。
また、どんな部材が必要か確認する。
☆のついているものは必要に応じて使用します。
[op]…オプション(有料)で当店で加工を承ります。
必要なもの…インパクトドライバー 6mmビット(先がねじになっていないもの。先がねじになっているものは、止めたい深さのコントロールができません。)、マスキングテープ、ダボマーカー、目打ち、ボール盤またはドリルスタンド(あれば)
1.脚の部分の仮組をして組む面を決め、印をつけます。
2.部材(脚用B)の木口にダボ穴を開けます。穴の位置がずれないように、冶具を使います。
冶具の作り方は
コチラ
3.ビットの先に、ダボ穴の深さの半分+治具の厚み+1mm(6mm+30mm+1mm)のところにマスキングテープを貼ります。
4.ダボ穴をインパクトドライバーで開けます。3でつけた印の上部まで。穴の深さをノギスで確認します。
5.空いた穴にダボマーカーを入れます。
6.組む部材(脚用A)に印をつけます。その際に、当て木をすると平行に木材が設置できるので天板に付く部分がまっすぐにできます。
7.ダボマーカーでつけた穴は薄いので、目打ちなどでしっかりした跡を付けます。
8.印をつけた場所に穴を開けます。写真はボール盤を使用。ない場合はドリススタンドを使用し、インパクトドライバーであけます。ドリルスタンドもない場合は気合でインパクトドライバーでまっすぐ開けますが難しいです。[op]
インパクトドライバーで穴を「まっすぐ」にかつ「同じ深さ」に開けることが、意外に難しかった・・・。(玄人曰く、意外ではなく難しいらしい・・・。)
冶具を作ったり、マスキングテープで印をつけたりと面倒だけどやっておくとうまくいく確率があがる!
必要なもの…トリマー 3Rビット、やすり(必要に応じて)
1.切りっぱなしの木材は危ないので、部材(脚用A)の面取りをします。今回は、3R面。使用する工具はトリマーです。
2.組み合わせる部分を残し、面取りをします。
3.失敗の写真。 これも、あとから紙やすりで整えれば問題はありません。
4.はい。こんな感じになります。
トリマーを初めて使いました!見ているときはカンタンそうに見えるのですが、使用時の振動が強く、振動でトリマー本体が動くため、固定しているのが難しい!
でも、失敗しても対処方法を知っていれば、安心して作業ができる!
必要なもの…ノギス、インパクトドライバー ダボ穴用ビット
1.穴の真ん中になる場所に印をつけます。
2.インパクトのビットをダボ穴用に変えます。
3.3箇所、突き止めの穴をあけます。
4.穴を開ける場所は、真ん中の穴の中心を長さの半分(175mm)の位。両サイドは、ビスで脚を天板に止めるため、インパクトドライバーの本体が入るくらい内側に開けるとよい。今回は、端から各30mmに開けました。
突き止め専用のビットさえあれば、ここは割と簡単にできちゃいます!
必要なもの…ベニヤ端材、端材、のこぎり、トリマー 角面取り45度ビット、トリマー 3Rビット
1.今回は1箇所だけRを機械でつけたので、そのRをベニヤの端材で型をとりました。
2.当て木をして、角のR型を置き、鉛筆で型に沿って印を付けます。
3.付けた印を参考に、のこぎりで角だけ落とします。
4.のこぎりで角だけ落としました。(角を落とした様子)
5.型のRを天板に両面テープで貼ります。
6.その際、角にあて木をするとズレることなく貼ることができます。
7.型に沿って、トリマー(角面取り45度ビット)で数回に分けて少しずつ削ります。
8.天板の平面のRを取り終えたところです。[op]
9.天板の断面をトリマー(3Rビット)で面取りをします。今回は3Rです。[op]
天板の平面のRをとる作業はさすがに無理・・・。
できないことは、オプションで追加またはできる人に頼む!という、選択肢があるとDIYの幅が広がる!
必要なもの…ダボ、接着剤、げんのう、クランプ、インパクトドライバー 下穴ビット、スコヤ
1.天板と付くほうの部材(脚用B)のダボ穴と木口に接着剤を入れます。
2.ダボを差し込みます。
3.げんのうでたたき、止るところまで差し込みます。たたくと行き止まりで音が変わるのでわかります。
4.初めに組み合わせを決めておいた、もう片方の脚部にも接着剤を入れます。
5.接着剤がはみ出してしまったら、水拭きします。ここで拭き取らないと、接着剤部分に塗料がのりません。
6.組み合わせます。
7.そのとき、テーブルの上でテーブルの面と脚の面を合わせて組むと面が平面になります。 反対も同じようにダボを差し込み、組みます。
8.組んだらクランプで締めて圧着します。
9.この時に、捻じれないように注意します。スコヤで直角についているか確かめます。
10.脚の接着剤が乾いたら、天板と脚が付く部分に天板の両ふちから30mmの場所に印をつけます。
11.脚を天板部につけた印に合わせておきクランプで固定します。
12.ビスで留める予定の場所に下穴をあけます。[op]
何も考えずに組んでいくと、絶対に捻じれる・・・。
まっすぐ平行かつ平面なのは当たり前と思っていたけど、いろいろと配慮され作られていることがわかった。
必要なもの…水性塗料、ビニール手袋、刷毛(必要に応じて)、オイル塗料、ビニール袋、ウエス、やすり
1.下に汚れてもいいようにものを敷き、脚部を水性塗料で塗装し、乾かします。
2.天板の脚部が付く予定の部分はマスキングテープで保護します。オイルが付くと接着剤がつかなくなるためです。
3.オイル塗装をします。
4.一度、全体に塗ったあと、余分な塗料を拭き取り、乾かします。※※※オイル塗装に使用したウエスは自然発火の可能性があるため、水にしっかりと濡らしてから捨ててください!!!※※※
5.乾いたら、やすりをかけます。これは、水引きと同じで、塗装すると表面が毛羽立つのでなめらかな仕上がりにするためです。
6.やすりをかけたら、もう一度オイル塗装をし、余分な塗料を拭き取り乾かします。
水性塗料の塗装はムラがでたりしてちょっと神経を使った。オイル塗装はムラがでにくいようで、どんどん塗装しても大丈夫なようでした!
しかし、ウエスの処理をちゃんとしないと発火するとのこと!気を付けなきゃ!
塗料に書いてある説明を、よく読んでご使用ください!
必要なもの…ノギス、インパクトドライバー プラスドライバービット
1.脚部の天板と付ける部分に接着剤を塗り、クランプで固定します。天板に付けた印に、脚部を置きビスで固定します。
まっすぐ取り付けるだけ。
ビスの長さは天板に突き出ないくらいで入る一番長い長さを選ぶといいそうです。
電動工具の使用は危険を伴う作業です!
ケガの無いように取り扱いには十分気を付けて!
カット指示はなし
↓↓↓↓↓カット後のサイズ↓↓↓↓↓
厚み20mm×巾70mm×長さ300mm:4枚
厚み20mm×巾30mm×長さ350mm:2枚
カット指示図
グレー部分は、机の材料では不要ですが、冶具の作成や塗料のためし塗り、トリマーの練習などに使用できるため適当にカットしてもらいます。ただし、カットの指示がない場合は端材を同梱しておりませんので、ご注意ください。
ダボ穴をまっすぐ開けるための冶具に必要な端材のサイズは30mm×200mmくらいです。