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伝統製法を守り伝える『房州ひじき』特集


千葉ブランド水産物『房州ひじき』。 

毎年3月から4月にかけて大潮の日に行われる「ひじき狩り」は、鴨川市に春の訪れを告げてくれます。 

『採ってすぐ蒸す』という房州独特の伝統製法で作られた房州ひじきは、磯の香り高く、太く長くふっくらとした食感が特徴です。 

新物の発送を待ちわびている寄附者様はもちろん、房州ひじきをまだご存じない皆さまへ、鴨川の春の味覚をご紹介します!

伝統製法の『房州ひじき』ができるまで


春の大潮(1日の満潮と干潮の潮位差が大きい時期)の日に行われる、房総の春の風物詩「ひじき狩り」。 

潮の引いた磯場では、春の訪れと潮の香りを感じつつ、水の冷たさと足腰の痛みに耐えながら、漁業関係者の皆さんが一斉に刈り取ります。



刈り取られたひじきは小型船で近隣漁港に運ばれます。
漁港にもたくさんの関係者がスタンバイ。大型クレーンで水揚げされたひじきは、買い付けをした加工業者さんのトラックに直接積み込まれていきます。
『採ってすぐ蒸す』のが房州流。加工業者さんへ運ばれたひじきは、すぐに釜入れされます。
使用する釜や、煮熟時間は加工業者さん毎に異なります。それぞれの加工業者さんが長年積み重ねてきた手法により、同じ房州ひじきでも異なる美味しさに仕上がるのだそうです。
釜揚げされたひじきは、そのまま食べることができます。
磯の香り豊かなふっくらした「釜揚げひじき」は、まさに房総の春の味覚。
賞味期限が短いため、地元でのみ販売されています。気の早い方は、釜から上がる湯気が見えると「釜揚げひじきください!」と来店されるとか。
釜揚げされたひじきは、乾燥させ異物を取り除き、皆さまお馴染みの『房州ひじき』として出荷されます。
ひじきは低カロリーで多くのミネラルを含み、中でもカルシウム・鉄・食物繊維が特に多い食品です。
太く長くふっくらとした房州ひじきは、水で戻すだけで柔らかくなり、サラダで召し上がっていただくのもおススメです。


◆中野健太郎商店の房州ひじき

◆久根崎善次郎商店の房州ひじき

◆宮崎商店(マルキ)の房州ひじき

◆斎武商店(さいぶのひじき)の房州ひじき