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マンガで分かる!Type-cってどういう規格?
自分に合った企画を使用しよう!
はじめに

こんにちは。いつもえこじじいの店をご利用いただきまして誠にありがとうございます!
突然ですが、みなさんはUSB Type-Cってご存知でしょうか。端子を覗き込むと3つのボチボチが見えのが特徴!…だと勝手に思っております。 実はこの端子「最強の規格」とも呼ばれており、スマートフォンやノートパソコン、家電など最新機種に搭載されることが非常に増えてきているのです!しかし、販売されているType-C全てが「最強の規格」というわけではなく、従来のUSB Type-Aと全く変わらない性能の製品もあったりと非常にややこしいっ!

この性能の違いを知らずにいると、折角買ったケーブルが手持ちの機種では使えなかったり、全く必要のない機能が搭載されている無駄に高いものを購入してしまう、なんてことも…。

当店でも最近Type-Cの取り扱いが増えてきましたが、お問い合わせをいただくたびにどうにか分かりやすく説明できないかと考える日々…。こうして出来上がったのが ❝マンガで分かる!❞ シリーズの第2弾!(第1弾:❝ニッケル水素電池の正しい使い方❞ もご覧ください。)

「最強の規格」と呼ばれる理由から、ケーブルの選び方まで。あなたの生活にフィットした商品選びの参考になれば幸いです!


第1話

Type-Cって何ができるの?

Type-Cって何ができるの?1
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Type-Cって何ができるの?3
Type-Cって何ができるの?4

超高速通信が可能!

現在一般的に流通しているUSBで最も速い転送速度を誇るのが「USB 3.1 Gen 2」という規格。こちらの最大転送速度が10Gbps。これがどれくらい速いかというと、USB2.0(廉価なケーブルや通信を目的としないポートに今でも使われる規格、最大転送速度480Mbps)の約10倍の転送速度であるUSB3.0(青い端子が目印、最大転送速度5Gbps)のさらに2倍のスピード!うーん、ピンとこないですか?「とにかく速い」ということだけご理解いただければ大丈夫です。

転送速度比較

ではでは、今後普及するUSB3.2という規格(USB Type-Cのみ対応)の最大転送速度はどのくらいでしょう・・・? 正解は衝撃の20Gbps!!!!やばい!速すぎる!!「USB 3.1 Gen 2」の2倍のスピードです。USB Type-Cのポテンシャル恐るべし・・・。


映像出力ができる!

USB Type-Cでできることは充電と通信だけではありません。なんとHDMIやDisplayPortなどの映像信号も出力できちゃうんです。映像出力など、USB以外の信号を伝送する機能の総称を「オルタネート・モード Altarnate Mode」といいます。オルタネート・モード、カッコいい響きですね。ムダに言いたくなります。


転送速度比較

大きな電力を供給できる!

USB Type-Cには「USB Power Delivery (通称USB PD)」という規格があります。これはUSBでの電力供給に関する規格で、USB PDに対応しているUSB Type-Cであれば最大100Wもの給電が可能となります。これはType-Cより前のUSB規格での最大値7.5W(USB BC1.2)の13倍以上の大きさ!


転送速度比較

第2話

見た目は同じType-Cでも中身はそれぞれ!

ここがUSB Type-Cを理解するうえで最もややこしいポイントなんです!端子の形状が同じだったら同じ性能だと思うじゃないですか?実はUSB Type-Cの中にもいくつかの規格、機能の有無による違いがあってかなりややこしいんです。

このことを知らずに製品を購入すると、目的の使い方ができず無駄な買い物になってしまった、なんてことが起こり得るので、次のセクションでばっちり理解しましょう!

見た目は同じType-Cでも中身はそれぞれ!1
見た目は同じType-Cでも中身はそれぞれ!2
見た目は同じType-Cでも中身はそれぞれ!3
見た目は同じType-Cでも中身はそれぞれ!4

規格ごとの性能を理解して最適なものを選ぼう!

USB Type-C製品のパッケージや商品ページにはそのUSB Type-Cの規格が表記されています。だがしかーし、「その規格はどんな性能なのか」ということは書かれていないことがほとんど!つまり、規格ごとの違いを理解しなければ目的の用途で使える商品を見つけられないということ!「こんなに高いものを買う必要なかった!」、「安いから選んだけど映像映らないんじゃ意味がない!」そんな後悔をしないためにもまずは規格ごとの違いを理解しましょう!

Type-Cがたくさん!
諦めるのはまだ早いわ。ボディに印字されてる「モールド」で規格を見分けることができるの!

Type-Cがたくさん!
なるほど!おっ、犯人と同じモールドを見つけたぞっ!
Type-Cがたくさん!
どうしてあんなひどいことをしたんだね!

映像出力だけじゃない!「おれの8分の1のスピードしかでないくせに!」って転送速度まで馬鹿にしてくるから…。カッとなってつい…。


第3話

最強スペック、サンダーボルト3現る!

最強の規格、サンダーボルト3現る!1
最強の規格、サンダーボルト3現る!2
最強の規格、サンダーボルト3現る!3
最強の規格、サンダーボルト3現る!4

Type-Cの中で最も優れた規格!

また新しいキャラクターが登場しちゃいましたね…。彼はAlternateMode対応はもちろんこと転送速度が40Gbps。そう「Type-C3.2Gen2」の4倍ものスピードを誇る超・ハイスペック規格なのです!

本領を発揮するための条件

ここでも気をつけたいのがThunderbolt3にも種類があり、モノによっては本領を発揮できないものもあるということ。

まず結論から言うとThunderbolt3の本領が発揮できるのはケーブルの長さが50cm以下のものに限るんです!しかしこれでは短くて使い辛いということで、転送速度を半分の20Gbpsまで落とす代わりに50cm以上で使えるようにしたものも。これら2つが「パッシブケーブル」と呼ばれるものです。

もう1つは「アクティブケーブル」。2mまで転送速度40Gbpsを保つ代わりに、互換性を一切捨てた潔いタイプ。そのためUSB2.0や3.0、DisplayPortでは使うことができません。ちなみにパッシブに比べて高価なものが多く、MacbookProに付属するケーブルはこのタイプになります。

パッシブ・アクティブの違い

Type-Cケーブルを購入する際は「どの機能を優先させるか」を先に決めてから買い物するといいですね!

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