【1】栽培の基礎知識  【2】栽培方法  【3】種類別の育て方

【1-1】栽培の基礎知識    【1-2】病気と害虫   【1-3】コンパニオンプランツ   【1-4】防虫利用できるハーブ  【1-5】園芸用語集

違う品種の植物を混植したときに、それぞれの植物の特性が生かされて、病気や害虫の発生が少なくなる関係をもつ植物同士を、コンパニオンプランツ(共栄作物)といいます。農薬を使わない病害虫の予防法として利用できます。


【イタリアンパセリ】
トマトとアスパラガスとパセリは、ハッピートリオといわれています。混植すると、ニンジンやタマネギの根を害虫から回避します。

【エルダー】
果樹園に植えると、鳥は果物に目を向けることが少なくなります。

【カイエンヌペッパー】
根からでる成分のため、混植すると他の植物は病気にかかりにくくなります。

【ジャーマンカモミール】
ジャーマンカモミールは、植物のお医者様といわれ、まわりの植物を元気づけ、病気から守ります。刻んで土にすき込むと優良な肥料となります。

【キャットニップ】
イチゴのまわりに植えると、鳥害を回避します。アブラムシや甲虫類の被害を減らし、ミツバチを呼びます。

【レッドクローバー】
緑肥として、土を豊かにします。果樹園のグランドカバーとして、乾燥期にもみずみずしい緑を提供します。益虫のすみかを作り、害虫を駆除します。キャベツの近くに植えると根につく虫を回避します。蜜源植物です。


【ゴーツルー】
土を肥やします。


【コリアンダー】
混植すると、アブラムシなどを回避します。アニスと混植すると両方の発芽を促進します。

【サザンウッド】
バラ、果樹から害虫を遠ざけます。キャベツやニンジンなどを病気から守ります。

【セイボリー】
豆類と共に植えると害虫から守ります。タマネギとも相性がよいのですが、この三つを混植してはいけません。

【タンジー】
強い香りは防虫効果があります。栄養素も覆い含むので果樹園に植えると土を肥やし、害虫を回避します。

【ダンディライオン】
クローバーとアルファルファと共に育つと、ミネラル分の多い肥沃な土を作ります。果樹園では果実の熟すのを早めます。

【チャービル】
混植すると、ラディッシュが元気によく育ち、レタスの防虫にもなります。

【チャイブ】
バラのそばに植えると、黒点病を防ぎます。リンゴの木の下に植えると、カイガラ虫を防ぎます。ニンジンやトマトなどのアブラムシを回避します。また、ウドン粉病を防ぐ効果もあります。

【ディル】
レタスの畝の間に植えると、防虫効果があります。キャベツやトウモロコシ、キュウリなどと混植すると、野菜が丈夫に育ちます。蜜源植物です。

【ナスタチューム】
リンゴの木、ブロッコリー、ジャガイモ、キャベツなどと混植すると効果があります。

【バジル】
トマト、アスパラガスと混植するとよく育ちます。菜園にスイートバジル、シナモンバジルを植えるとアブラムシがよってきて囮となり、作物を守ります。

【ヒソップ】
キャベツと混植すると、キャベツにつく蝶を防ぎます。ブドウの木の下に植えると、収穫量が増えます。

【フィーバーフュー】
強い香りに防虫効果があり、混植すれば、他の植物を病気や害虫から守ります。

【フェンネル】
益虫を引き寄せます。

【ホップ】
ジャガイモの害虫を回避します。

【ポット マリーゴールド】
アスパラガスやトマトの害虫を回避します。根からセンチュウが嫌う分泌物を出します。

【ボリジ】
トマトのそばに植えると害虫を回避します。イチゴと混植すると土にミネラルを供給します。

【ラビッジ (ラベージ、ロベージ)】
他の植物を元気にさせ、益虫のすみかをつくります。

【ルー (ヘンルーダ)】
イチジクと相性がよいので、根元に植えます。強い香りが庭の害虫やハエを回避します。バジルとは相性が悪いようです。  

【レモンバーム】
蜂を呼ぶ、蜜源植物です。


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