2021年9月26日(日曜日)
いつも印鑑の西野オンライン工房をご利用頂きまして誠にありがとうございます。 2020年9月28日から2021年9月16日の期間にお送り頂きました印鑑を下鴨神社で開催されました印章祈願祭にて祈願させて頂きましたのでご報告させて頂きます。 令和3年の印章祈願祭に祈願を行う古印章になります。写真は一部の古印章にはなりますが、去年より更にご依頼の数が多い印象を受けました。 印章祈願祭が開催される2週間ぐらい前から毎日のように祈願依頼の古印章が1日数件のペースで届いており、毎年徐々に印章祈願祭を知って頂けると感じ大変嬉しく思います。 お送り頂きましたご印鑑の中には、「今までありがとう」と書かれた印鑑もありました。大切に今まで使われてきた印鑑だと感じ、改めて少し考えさせられるものがありました。 お送り頂きました古印章は、全て責任を持って祈願させて頂きました。今年は全部で1,577本のご依頼本数でした。 <印章祈願祭のレポートになります> 今年も去年に引き続き一般の方が参加できない印章祈願祭になりました。来年こそは、新型コロナウイルスが落ち着いて一般の方も参加ができる印章祈願祭になって欲しいと思いました。 建物に入る前に用意されておりますアルコール消毒で手指の消毒を行いました。日曜日でしたが、だしもの関係のイベントは中止、また小雨が降っておりましたので、いつもの印章祈願祭より人は少ない印象でした。 全国から郵送された数えきれないほどの古印章が保管されておりました。西野工房から郵送しました古印章もこちらに保管されています。 今年も先に印章祈願祭が行われる会場を見学し祈願祭までの時間、神社の中を見学することにしました。祈願祭が行われるのは、『印納社(いんのうのやしろ)』で行われます。緑の木々で覆われた場所になります。 下鴨神社には、「休憩処 さるや」というお店が神社境内にあります。メニューは氷菓やドリンクなどがあります。 持ち帰りメニューもあるので一度足を運ばれた際は、立ち寄って休憩してみてはいかがでしょうか。抹茶のかき氷もありますので、抹茶が好きな方にオススメの一品です。 「十二単衣と王朝の舞」が始まります。十二単の着付けと平安王朝の舞が披露されます。 着付けの見どころとしては、同系色の着物でも重ねると色が濃くなっていくのが分かり、襟元の美しいグラデーションを見ると美しいの一言です。 「舞」が終わりますと、場所を移動して印納社(いんのうのやしろ)にて祈願祭が行われますので見学致しました。 今年も参加者は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、マスクを着用して式典に参加されていました。古印章のご供養を終え、祈願祭は終わりを迎えました。 最後になりますが、今年は小雨の降る中、印章祈願祭が行われました。雨も夏のような激しく粒の大きい雨ではなく、夏から秋へと季節が変わりゆくのを知らせるような雨でした。 来年こそは新型コロナウイルスが落ち着いて、活気の溢れる下鴨神社と印章祈願祭になることを祈って神社をあとにしました。 印章祈願祭ですが、来年も行われる予定となっておりますので、当店でも眠っている古いご印鑑、新たに購入して今まで使用していたご印鑑などどうしたらよいのか分からず困っておりませんでしょうか。 郵送または宅配便にてお送りいただけましたら、無償で印章祈願祭にて供養・奉納させていただいております。(その際、印面などお名前が見えないようにブログでご報告のため写真を取らせて頂く場合が御座います。)
このレポートを通じ、皆様にとって、もっと印鑑が身近な存在となりましたら幸いです。これからも日々誠実に、大切なはんこを作り続けていきますので、今後とも弊店をどうぞよろしくお願いいたします。 |