幅がある太いハンガーに掛ける
スーツ着用後にそのまま適当に放置するなんてもっての他ですが、掛けるハンガーによってスーツのもちが変わります。
ハンガー幅がしっかりとあるハンガーに掛けるのが正解。
スーツは立体的に作られているので幅のないハンガーに掛けると肩の形が崩れます。
変形したスーツでは着用した時に明らかに見栄えが悪くなってしまいますので、残念ですが今後着用するには格好が悪いです。
普段、シャツなどを細幅のハンガーに掛けているからと言って、絶対にスーツのジャケットを細いハンガーに掛けることは避けましょう!
パンツ用ハンガーで吊るす
スーツのスラックスを脱いだ後はパンツ用ハンガーにはさんで吊るすのがベスト!
スラックスの裾の方をはさみ、ウエスト部分を下に垂らすように吊るすことで重力で下に引っ張られるのでシワが伸びるんです。
簡易のシワ取りになるわけですね。
(とは言え毎日スーツを着る方は週1回アイロンをかけてあげるとベストです。)
ブラッシング
ブラッシングとは、洋服用のブラシを使いブラシがけしてあげることです。
基本的にジャケットは、「上から下に向けて」ブラシをかけて下さい。
スラックスにおいては、パンツ用ハンガーで吊るした状態で「裾からウエスト方向に向けて」ブラシをかけて下さい。
ブラッシングをすることで生地糸の間に入っているホコリや花粉などをかき出すことができます。
よく見る粘着のコロコロなどでは生地の間のホコリなどまでは届きませんし、粘着で生地を傷める原因にもなってしまいます。
さらに通常スーツはウール素材を使用していますが害虫はウール素材を好む傾向があり虫食いを起こしがちです。
そこもブラッシングをすることで害虫を取り除くことができます。
またブラシをかけることで生地の毛並みを整える効果もあり、毛玉の予防にもつながるのです!
霧吹をかける
スーツは基本ウール素材で出来ているものです。
そしてウール素材は水分を含むことで復元します。
着用後、ハンガーにかけた後で構いませんので、霧吹で水分補給をしてあげるのがオススメです。
お風呂に吊るすことでも同様の効果が得られます。
お風呂に入ったあと浴室内に湿度が残っている状態で2or3時間~一晩程度かけて置いておいてください。
その後は風通しの良い場所で陰干しして乾かして完了です。
クリーニングに出す
まずはクリーニングの頻度ですが
「春夏シーズンは2週間に1回のクリーニング」
「秋冬シーズンはシーズン中に1回のクリーニング」
がおおよその目安です。
基本的には汗をかくことが多い時期や汗っかきの方は出来るだけ頻度多くクリーニングに出した方が良いでしょう。
またクリーニングに出す際に、汗が染みてるのが気になると思われる方は「汗抜き」のクリーニング内容も注文することをオススメします。
ドライクリーニングだけでは汗の臭いなどは取れませんのでご注意を!
クローゼットにしまう際に
クリーニングから戻ってくると基本的にはビニール袋に入った状態になっているかと思います。
この状態で保存しておく方が外気に触れない・ホコリが付かない。
と思われる方がいらっしゃいますがNGです!
むしろスーツは通気性の良い形で保管するようにしないとカビなどの原因になってしまいます。
そのためクリーニングから戻ってきたらまず「ビニール袋から出すこと」
とは言えその後そのまま放置しておくのも良くありません。
「ガーメント袋に入れる」ことでホコリなどの汚れから守り、かつ通気性も確保されます。
さらに防虫剤も伴えば保管は完璧です。
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