軽くて丈夫なナイロン素材は、男女問わず人気の高いカバンの素材で、耐水性にも優れており使いやすい為、使用する頻度も多いかと思います。
しかし、高頻度で使用するため、カバンにも汚れが付きやすくまた、レザー素材もカバンと比較すると、汚れやすかったり、汚れが染み込みやすく取れにくい素材でもあります。
レザーが使われているアイテムはクリームでのケアやブラッシングといったお手入れを行うイメージがありますが実は、ナイロン素材にもお手入れ方法があるのをご存知でしたでしょうか?
早速、意外と知らないナイロンバッグのメンテナンスをご紹介していきます。
ホコリ等の汚れを落とすブラッシング
レザーも物よりも扱いやすいナイロン素材ですが、使用しているとホコリが溜まりますので、ナイロンバッグのケア頻度は、およそ1ヶ月~2ヶ月に1回程度行って頂ければ十分です。
先ず、初めにバッグ全体のホコリを落としましょう。
ブラシを使ってバッグの表面を軽く叩くように汚れを落としていき、ちょっとした軽い汚れは落とせる場合もあります。
また、落とせない汚れがあっても落とす前の作業として表面のホコリを除去していきます。
また、バッグの縫い目や生地の間などにホコリ、砂が入り込んでしまっている場合があり除去し辛くなっている際は、先が小さいブラシで丁寧に除去して下さい。
(柔らかめの歯ブラシでも可能です)
また、この際に底板があれば外しておく。
※強くブラッシングし過ぎると傷が付いてしまう可能性があるので優しく行う
中性洗剤でしつこい汚れを除去
ブラッシングで簡単な汚れやホコリは取れますが、しつこい汚れは残っております。
次に、表面や内側のしつこい汚れを綺麗にする為
・綺麗な布
・中性洗剤(オシャレ着洗剤)
を用意します。
中性洗剤を水で薄めタオルに浸して絞り、表面を軽く叩くように拭き汚れを落としていきます。また、内側も表面同様に行っていきます。
また、先ほど外した底板も汚れやすい部分になりますのでゴミを掃ってから拭くようにして下さい。
陰干しでしっかり乾かす
乾かすに際に注意して頂きたいポイントはバッグの形を整えてからから干す事です。
整えずに干してしまうと本来のバッグの形が崩れてしまい変形したままになってしまうのでご注意下さい!
ナイロン素材は熱に弱い性質を持っておりますので直射日光は避け、日陰で干しましょう。
水分を含んだナイロン素材はカビが生えてしまう場合がありますので風通しの良い場所が好ましいです。
また、乾かす際に乾燥機やドライヤーを使用することはNGです。
上記にもあるように熱に弱い性質なので生地にダメージを与えてしまったり、生地が縮んでしまう可能性があるのでご注意下さい。
少しの汚れは消しゴムを使っても
ブラシや洗剤等を使用しないちょっとした裏技で、ナイロンの表面の少しの汚れを簡単に除去が可能方法で「消しゴム」で汚れている部分を擦る汚れが落ちる場合があります。
コチラの方法は必要な物は消しゴム1つなので手軽にケアできるという方法です。
また、ゴシゴシ強く擦ってしまうと傷の原因にもなりますのであくまで軽く擦ることを意識し行って下さい!
(消しゴムの種類についてはプラスチック消しゴムが好ましいです。)
レザーに関しては、上記のナイロン素材のメンテナンスとは異なる部分がございます。また、レザーに関してナイロンよりもデリケートで細目なケアが必要になってきます。
ケアを怠ってしまうと、乾燥によって表面がカサカサし、最悪の場合ひび割れが発生してしまうことも..
これは、人間の肌同じように様に乾燥対策のケアが必要ということです。
しかしそんなレザーも、正しくケアし使い込めば使い込むほど艶やしなやかさ、風合いが増す経年変化も愉しみの1つではないでしょうか。
ここからは、レザーバッグのケアについてご紹介していきます。
ホコリを落とす乾拭きorブラッシング
レザーを綺麗に保つためには「乾拭き」を行うことが好ましいです。
「乾拭き」とは、バッグの表面が傷つかない様な柔らかな素材の布で優しく拭きましょう。
こうすることで、バッグに付着したホコリを落とすことができ、レザー本来の光沢を保つことが出来ます。
また、使用後は出来る限り毎回乾拭きを行うとより劣化を防ぐことが出来ます。
ブラッシングも同様にカバンに付着したホコリを落とし表面をきれいにする作業です。
ブラッシングの際も、優しく行い革の表面に傷をつけない様に行います。
また、シューズのお手入れの場合は、馬毛や豚毛、山羊の毛など数種類のブラシを使用しますが、カバンやサイフ、ベルトなどの革小物製品は馬毛のブラシのみご用意頂ければ結構です。
リムーバーでクリーニング
ホコリを全体的に落としたら次にクリーニングを行います。
細かい汚れや、古いワックスなどを取り除いていく工程です。
布にクリーナーを少し(数滴)出し、汚れの目立つ箇所を優しく叩きながら汚れを浮かします。汚れが浮き上がれば綺麗な布で拭き取ります。
クリーナーを多く布に取り過ぎてしまったり、強く擦ると色落ち、変色の原因にもなるので注意して下さい。
オイルでケア
最後にクリームを使って革に栄養分を補給させていきます。
(※靴クリームでも構いません。)
クリームもリムーバー同様に布に少量付着させカバン全体の均一に馴染ませていきます。
このときの注意点としては、クリームを多く付けてしまうとシミの原因になります。
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