ぬか漬けをする場合
一人当たりの漬物の摂取量の目安はきゅうり1/2本です。 家族2人なら1本、家族4人なら2本になります。 家族4人で1L程度のぬか床が目安です。2Lはぬか床の管理になれてきてからにするといいでしょう。
浅漬けをする場合
保存容器も兼ねるなら、冷蔵庫に入るサイズを選ぶといいでしょう。 容量が小さいタイプを選べば、余った野菜で手軽に浅漬けを楽しめますよ。 そのまま食卓に出せる大きさの保存容器もおすすめです。
煮沸消毒の方法・注意点
1、瓶が丸ごと入る大きな鍋に水を張り、瓶を横にして入れる。
2、水が沸騰するまで火にかけて、沸騰したまま15分ほど加熱し続ける。
他の方法
1、瓶に熱湯を注ぐ。瓶の内側にまんべんなくかかるように。
2、熱湯を捨て、布巾で瓶の水気を拭き取る。
3、完全に乾くまで、瓶の口を下にして乾燥させる。
※必ず、耐熱ガラス(耐熱容器)の梅酒瓶を用意しましょう。
アルコール消毒の方法・注意点
1、食器用の中性洗剤で瓶をよく洗い、お湯ですすぐ。
2、布巾で拭いた後、よく乾かす。
3、消毒用エタノールを瓶に直接吹きかけるか、布巾で隅々まで拭く。
4、よく乾燥させる。
※ホワイトリカーを使用する方法もありますが、アルコール濃度が35度と低いため、エタノールを使用する方が確実に消毒できます。
まずはぬか床作りから
ぬか床の材料
・生ぬか……1kg
・水……1000cc
・塩……130g
鍋で塩と水を火にかけた後、よく冷まします。
生ぬかに3~4回にわけて水を入れてかき混ぜます。
捨て漬けでぬかの発酵を促す
・捨て漬け野菜をぬか床の底にいれる。
・10~2週間、毎日朝と夜にかき混ぜる。
・野菜を替える目安は4~5日。
・交換する野菜はぬかをできるだけ落として絞る。
・ぬか床を混ぜた後は表面を手のひらで押して空気を抜く。
・内側にぬかがついていれば手で落とすか、清潔な布巾で拭き取る。
本漬け・ぬか床のお手入れ(管理)方法
・捨て漬け期間が終わったらぬか床の味を確認。
・漬ける野菜は洗った後軽く塩もみ。
・なすは鉄玉を一緒に漬けると色が鮮やかに。
・ぬか床をかき混ぜるのは一日一回。
ぬか床が水っぽくなってしまったら
・キッチンペーパーで水分をとる。
・水取り器付きの漬物容器を使う。
・カップ1のぬかと塩小さじ1から塩大さじ1/2をぬか床にいれる。
※塩の量は、ぬか床の塩気を味見して調節。